平成19年 9月14日

不祥事件の発生について

 

この度、誠に遺憾ながら、当行におきまして、下記の不祥事件が発覚しました。
当行では、コンプライアンス(法令等の遵守)を経営の最重要課題の一つに掲げ、不祥事件の発生防止に向け、様々な取り組みを行ってまいりましたが、このような不祥事件を発生させましたことを厳粛に受け止め、深く反省しております。お客さま並びに株主、投資家の皆様の信用を損なう結果となり、心からお詫び申し上げます。
当行では、再発防止に向けて内部管理態勢の一層の充実・強化を図り、役職員一体となり、信頼回復に取組んでまいります。

1.事件の概要

(1)当行元行員が、営業店2ケ店におきまして、平成14年9月から11月並びに平成16年11月から平成19年4月にかけて、3先の口座から累計で14回、6,335万円(実質被害額1,700万円)を着服していたことが判明しました。

(2)被害に遭われましたお客様に心からお詫び申し上げるとともに、実質被害額1,700万円につきましては、当行が全額弁済しました。なお、当行補填額につきましては全額回収できる見込みです。

(3)本件につきましては、警察へ被害届けを提出いたしております。

(4)経営責任を重く捉え、役員報酬の一部返上を実施いたします。また、本件に関する管理監督責任者についても厳正な人事処分を実施いたします。なお、当該元行員は、平成19年7月に死亡いたしております。

2.再発防止策

事務取扱いルールの見直しと一層の厳正化、内部監査や店内自主検査を通じた牽制機能の強化を図るなど、信頼回復に向けて役職員一同、全行をあげて全力で取り組んでまいります。

以上