平成19年 12月4日

平成19年度 <池銀>ニュービジネス助成金
“地域起こし”大賞300万円 1プラン
同優秀賞 3プラン・同奨励賞 8プラン 採択!

 

株式会社池田銀行(頭取:服部盛隆)では、平成15年4月に新規性、独創性ある技術やビジネスプランを有する企業・起業家の発掘、支援を目指した「<池銀>ニュービジネス助成金」を創設いたしました。

今回も幅広い分野から、116プランの応募があり、当助成金制度が京阪神の企業や起業家に広く認知され、地域起こし策の一環として根づいてきていると感じております。
制度創設以来、今回含む全8回で722件にものぼるビジネスプランの応募をいただきました。

新規性、独創性あふれる第8回の応募116プランの中から、産学官連携(大阪大学、神戸大学、関西学院大学、独立行政法人産業技術総合研究所、三菱商事株式会社等)による『ニュービジネス目利き委員会』での評価・審査を経て、本日“地域起こし”大賞・同優秀賞・同奨励賞を決定いたしました。今回の決定を含め表彰企業の総数は80社、助成金の総額は5千万円を超える規模になりました。

選出にあたり各審査委員からは、受賞された企業の技術・ビジネスプランに対しまして「非常に高いレベル」 との評価をいただきました。

“大賞”(1プラン)及び“優秀賞”(3プラン)、奨励賞(8プラン)は下記の通りです。

本日、「第8回<池田銀行>TOYROビジネスマッチングフェア2007」の会場(マイドームおおさか)において、大賞(300万円)・優秀賞(100万円)・奨励賞(50万円)の発表とともに、各賞の授賞式を執り行いました。



<池銀>ニュービジネス助成金について

池田銀行は平成15年4月、地元経済の活性化に貢献すべく、研究開発型事業・ニュービジネス事業への積極的な支援・育成を目指した、<池銀>“地域起こし”制度の一環として創設いたしました。
近畿の金融機関として初めて、新規性・独創性ある技術やビジネスプランを一般から公募し、産学官連携の「ニュービジネス目利き委員会」による 新規性・独創性・市場性・将来性等の総合評価をとおして、優秀なプランに対し「“地域起こし”大賞300万円」を最高に、年間12プランを目途に、総額1,000万円程度をお贈りしています。    
 

【“地域起こし”大賞(1プラン)300万円】
 
プラン名
株式会社 ジェイエフティ
(大阪府池田市)
代表取締役 峰本 方幸
減圧式金型冷却システム
「スーパークールV(Vacuum)システム」
金型成型において、鋳造サイクルや鋳造品質が安定しない原因の1つとして、冷却水の配管内にスケールや反応物が発生することによる詰まりや水漏れが挙げられます。新しい減圧冷却法であるスーパークールVは、これらの問題を解決し、安定した金型冷却を提供できるものです。
 
【“地域起こし”優秀賞(3プラン)各100万円】
プラン名
株式会社 OPMラボラトリー
(京都市下京区)
代表取締役 森本 一穂
世界初、金属光造形工法を用いたポーラス層
焼結をしたコアピン、エジェクタピン開発及び新市場創出
株式会社 Qript
(大阪市中央区)
代表取締役 渡邉 君人
Yocto(インスタントメッセンジャー)
ライセンス認証システム
ファルメディコ 株式会社
(大阪市北区)
代表取締役 狭間 研至
薬局を核とした介護施設における
統合型医療支援事業
 
【“地域起こし”奨励賞(8プラン)各50万円】
 
プラン名
有限会社 AiZ(アイズ)
(大阪府堺市)
代表取締役 元行 清次
次世代電子メディア搭載のオンデマンド
ショッピングカートシステムの開発
(キャスター内蔵型ダイナモを用いた
エネルギー自給自足型ショッピングカート)
株式会社 エムズサイエンス
(神戸市中央区)
代表取締役会長 三田 四郎
新規脳神経障害治療薬の創製
有限会社 京都情報化支援事務所
(京都市下京区)
取締役所長 福竹 康志
児童ケースワーク(対人援助活動)支援ソフト
の開発販売
株式会社 シェリフ
(大阪市浪速区)
代表取締役社長 大西 正道
個人用超小型カラーボール発射装置の
ビジネスプラン
タマヤ 株式会社
(京都府綾部市)
代表取締役社長 野崎 正和
環境対応型エコトレイ「はがし太郎」による
業界革新
日本エレクトロセンサリデバイス株式会社
(大阪市西区)
代表取締役社長 力身 総一郎
シリコンウエーハエッジ検査装置
モジュール化計画
ノベリオンシステムズ 株式会社
(京都府京田辺市)
代表取締役 前野 修一
高密度プラズマ合成法による
窒化アルミニウム単結晶の開発
株式会社 表面処理システム
(大阪府東大阪市)
代表取締役社長 西尾 孝男
環境対応型クロムレス2層CCL
生産システム開発と事業化
 
 
以上