人材育成

あなたの成長をバックアップする
人材育成理念と教育研修の実際についてご紹介します。

人的資本経営の取り組み

人に集い、
仕事に集う

池田泉州銀行では
人材を「資本」としてとらえ、
その価値を最大限に引き出すことで、
中長期的な企業価値向上につなげる
「人的資本経営」に取り組んでいます。
そのなかで、基本的な価値観を示す
スローガンとして制定しているのが
「人に集い、仕事に集う」です。

人に集い、

目指す姿へ成長し続ける当社グループの
「人」に魅力を感じ、一緒に切磋琢磨したいと
希望する者が当社グループに集う。

仕事に集う

お客さまの課題解決を目指す当社グループの姿勢が
チャレンジングな「仕事」を数多く生み出し、
その「仕事」に意欲を持つ者が当社グループに集う。

Aim

人的資本経営基本方針の目的

当社グループの人材育成は、
人材の能力を引き上げる環境と
機会の提供によって、
人材の成長を支援し、
企業価値の向上を図りつつ、
健全な企業文化を
醸成することを目的とする。

人材育成プラン

各職場における教育(OJT)

OJTは、最も基本的な人材育成手段として位置づけられており、所属部署での実務を通じて段階的にスキルを習得していきます。接客・機器操作・文書作成などの基本業務に加え、各部署で扱う銀行業務全般を学びながら、提案力や判断力といった実践的な力も育成します。

集合型研修

全社的な研修計画に基づき、階層別・テーマ別の集合研修を実施しています。社外研修への派遣も行っており、一部は公募制で希望者が参加できる仕組みです。行動変革や継続的な学びを促すための意識づけ・動機づけを目的としています。

出向・国内外トレーニー

外部機関への出向を一定期間実施することで、当社とは異なる企業風土や仕事の進め方を実地体験します。異なる環境での挑戦を通じて、柔軟な思考力や新たな価値観を獲得し、視野の広い人材へと成長。得た知見は社内にも還元され、組織の活性化にも繋がっています。

自己啓発支援

継続的な学びを支援するため、奨励金制度や資格更新費用の補助、eラーニングなどを整備しています。特にeラーニングには力を入れており、18,000本以上の動画を通じて、通勤時間や休日のスキマ時間でも効率的に学習できます(2025年7月時点)。

成長を導く特徴的な研修・制度

社内複業制度

週に一日、他部署の業務に
チャレンジできます。

キャリアをより高めたいという意欲が高い職員に成長機会を提供し、自律的な成長を促す仕組みとして、他部署での業務に挑戦できる「社内複業制度」を導入しています。職員が自らの希望により応募する公募制で、週に一日程度、異動を伴わずに他部署での業務を経験できます。複数の部署の知識・経験を通じて多様なキャリアを身につけられるとともに、他部署の職員とのつながりも作ることが可能です。

新入行員向けメンター制度

先輩社員が新入行員の相談に乗ります。

月に一度、新入職員が配属支店を離れ、メンターと話をする場を設けています。支店の職員には話しづらい悩みを、業務経験豊富なメンターに打ち明け、相談に乗ってもらいます。悩みが解決したり、仕事のモチベーションが上がったりと、成長や学びにつながる良い機会になっています。またメンティを経験した行員たちの多くが、後にメンターに積極的に立候補しているのも、池田泉州銀行らしさといえます。

メンティ(新入社員)の声
  • ◎仕事の話だけではなく、プライベートの話やメンターが新入職員だった頃のお話などを聞けてすごく新鮮で楽しい時間でした。
  • ◎支店では少し聞きにくいことや、言いにくい悩みを他の支店の先輩に伺うことができたり、資格試験などの業務外の相談に乗っていただいたりすることができて良かったです。
  • ◎毎月、メンターに対して設定した目標に向けて業務に取り組むことは、自分の道しるべになったと感じました。
  • ◎メンターの話の聞き方や、相手の話の引き出し方といったコミュニケーションのとり方がとても勉強になりました。
  • ◎担当メンターの立ち振る舞いや話し方を見ることで、自身が2年目になった際に先輩職員として後輩にどのように接するべきかを学ぶことができました。
メンター(先輩社員)の声
  • ◎新入職員の成長を間近で感じられました。毎月の面談を通じて、最初は不安そうだった表情が次第に自信に満ちたものへと変わっていく様子や、業務への理解が深まり、主体的に取り組む姿勢が見られるようになる過程を見ることができました。
  • ◎支店が同じであれば「何かしら評価につながるのではないか」と、本音で話すことが難しいと感じる新入職員が多いので、今回のような機会はとても貴重だと思いました。
  • ◎悩みを打ち明けてもらうには、メンティとの関係性や雰囲気づくりが大切だとわかりました。メンティ一人ひとりに平等に話してもらえるように話を振るスキルが身につきました。
  • ◎毎回の面談内容に関してはメンターに裁量が与えられていたため、その回ごとに方式や話の内容を変えるなどの工夫をしました。
  • ◎自分が経験してきた思いや成功談をもとにアドバイスをしたり、逆にメンティの話から新入職員の悩みを知り、自分自身の考えを見直して営業店で生かすことができたりと、相乗効果が感じられ、後輩育成やマネジメントのスキル向上が図れました。

GUTSU塾

多様な人材が集い、
互いに刺激を受け合いながら成長します。

GUTSU塾とは、当社グループの多様な人材が集い、知識やアイディアを持ち寄って交流することで、一人では達成できない高い学習効果や新たな気づきを得る「自己啓発」の場です。複数のコースが用意されていますが、例えば「FP1級コース」では、「FP1級」資格の取得に向けた学習支援はもちろん、社内講師による講義や合格者との情報交換を通して、社内サークルだからこそ得られる情報の発信も実施しています。

キャリアナレッジ共有会

登壇者の実体験を交えた話から
知見や気づきを得ます。

行外研修やトレーニーなどのキャリア機会を経験した職員を登壇者に招き、自らの言葉で語ってもらう会です。経験の報告にとどまらず、キャリア形成や新規ビジネス創出、業務効率化に役立つ内容を共有することで、聴講者が幅広い知見や気づきを得られる場となっています。

4年目問題解決スキル向上研修

自ら解決策を見出すスキルを学びます。

問題解決スキルは、お客さまへのソリューション提案はもとより、支店や組織の課題解決など、あらゆるシーンで活用可能なスキルです。このスキルの習得にあたっては、まず理論や活用法を理解したうえで、業務上の実践を通して徐々に身につけていくことが重要です。そこで、入行4年目職員を対象として、問題を深く多面的にとらえ、自ら解決策を見出すスキルを学ぶ研修を実施しています。

5年目キャリアデザイン研修

これから先の自身のキャリアを見据えます。

まずはキャリアデザインの考え方や、キャリアデザインに活用できる行内制度を知ります。その上で、自身のこれまでを振り返り、未来に対して想いを巡らせることにより、ありたい姿をつくる研修です。行内制度については、社内複業制度を利用している職員に登壇してもらうなどして、理解を深めます。