デジタルバンク創業。
この新しい挑戦を、
次の可能性に向けた
1stSTEPにする。

事業企画
八木 米史

2023年入行
Yonefumi Yagi

  • ※2025年3月時点の情報です。

デジタルの力で
銀行のありようを変える。
その変化を創り出すビジネスに
自ら携わっていきたかった。

私はキャリア採用なのですが、以前に勤めていた会社で新たに銀行を設立することになり、プロジェクトの中核メンバーとして立ち上げ業務を一通り担当したという経験がありました。池田泉州銀行がデジタルバンク準備室を立ち上げるというプレス発表を見て、ぜひ自身の銀行設立ノウハウを生かしたいと考え、入行を希望しました。また、フィンテック事業に可能性と魅力を感じていたというのも大きな入行理由です。デジタルの力で銀行のありようをもっと変えていくことができると考え、その変化を創り出すビジネスに自ら携わっていきたいという思いがありました。
そうした思いを胸に入行し、希望通りデジタルバンク設立プロジェクトの一員となった私は、過去の経験を活かしてプロジェクト全体を見渡す立場で、プロジェクト完遂までのロードマップをあらためて精査し、手が回っていないところなどを拾い上げながら、全体の進捗管理を行っていきました。
驚いたのは、当時のプロジェクトメンバーが極めて少人数だったこと。すでにサービス開始の目標期日は決まっていたので、メンバーの作業負荷はかなり高かったのですが、みんな「自分たちの力で新しい事業をかたちにするんだ!」という意欲に燃えていました。私は熱気のこもったフロアに身を置きながら、池田泉州銀行に入行し、このプロジェクトに参画できてよかったと強く感じていました。

メンバー全員が、
実現したいビジネスモデルを
しっかり見据えていることに、
感銘を受けた。

若い頃に上司から、「マーケットバリューのある人間になれ」と「今の自分の職位の2つ上だったらどうするかを考えて仕事をしろ」と言われたことがあり、以来それらを常に心がけて仕事をしてきました。この2つは、業界に関わらず共通する事項だと考えており、これらを意識することによって、実際に新規事業の立ち上げや他業態の買収案件など、全社戦略に関わるような仕事にチャレンジする機会が与えられ、その度に一つ、また一つと、着実にキャリアのステップを上がっている実感を持つことができたと思っています。
池田泉州銀行に入行してからは、このプロジェクトに、若くてやる気に満ちた実に優秀なメンバーが集まっていて、未経験の仕事にも臆さず取り組んでいる姿を見て、本当に身が引き締まる思いでした。加えて、「とりあえず落ちているボールは拾って前に進む」というような、手元ではタスクが山積している状態であるにも関わらず、全員がしっかりこの新しいデジタルバンクの「MISSION/VISION/VALUE」について考えていることに感銘を受けました。それで私自身も、このデジタルバンクで実現したいビジネスモデルを考え尽くす必要性を、あらためて強く意識するようになりました。

地方銀行の役割が変わるなかで、
デジタルバンク事業に
チャレンジする意義は大きい。

地方銀行が、かつてのように信用ブランド力でビジネスがしづらくなってきて、求められる役割も変わってきているように感じています。そうした背景のもと、特に競争の激しい阪神間をメインマーケットとする池田泉州銀行が、デジタルを使った金融サービスに参入する意義は極めて大きいと考えています。私たちが2025年に立ち上げたデジタルバンク「01(ゼロワン)銀行」は、これまで当行が手がけてきた銀行業とはまったく異なるビジネスモデルとなります。支店があるわけではなく、少人数でシステムを運用しながら、全国をマーケットに、ビジネスを展開していくわけです。そうしたデジタル専業の銀行を手がけ、新たな収益の柱にしていこうとするチャレンジは、池田泉州銀行はもちろん、池田泉州ホールディングスグループ全体に必ず良い影響を与えると思います。
どんな事業でも、創業は特別なものです。特に銀行の場合は開業自体のハードルが高いので、少数精鋭の組織で開業間近までたどり着けたことをうれしく感じています。デジタルだからこそ可能な拡張性を生かして、全国へユニークなサービスをお届けできる日をワクワクする気持ちで待ち望んでいます。そして、やる限りはやはり当社グループに収益面で貢献できるビジネスへと成長させたい。さらに、この「01銀行」を第一ステップとして、ここで育った人材が核となって次の新しいビジネスを創出するような未来が訪れるといいなとも思っています。いや、そうしなければならないのではないでしょうか。それが実現したとき、池田泉州銀行は今の想像を超えた成長を遂げているに違いありません。

学生の車いすバスケを支援。
仕事とは違う刺激を受けています!

学生時代に大学のメンバーと立ち上げた、学生の車いすバスケットボール大学連盟の支援活動に今も携わっています。現在5大学が所属しており、ほとんどのメンバーが健常者ながら、競技用車いすに乗ってバスケットボールをしています。私は事務方のポジションですが、どうすれば学生たちがより有意義に競技できるかに頭を悩ませ、考えをかたちにしていく活動は、仕事でのマネジメントとはまた異なる刺激を受けられる貴重な自己成長の場となっています。それ以外に、休日にはスノーボードやキャンプも楽しんでいます。