
「ゼロから学ぶ考古学入門 」というテーマで、今回は弥生時代の第1回目「農耕の始まり」について、佐古和枝先生からお話しいただきました。
狩猟漁労採集生活から農耕生活へと変化した経緯や、稲作が各地に広まった理由について詳しく解説いただき、みなさま熱心に聞き入っておられました。栄養価が高く保存性に優れた穀物は、備蓄が出来ることで貨幣のような価値を持ち、合理的精神の発達や貧富の差による戦争の原因にもなったそうです。
受講者の方々からは「農耕の始まりを知ることで、人々の生活や価値観がどのように変化したのかがよく理解できた」等のお声をいただきました。
