加賀谷 祐介
2014年入行
為替デリバティブ商品の販売及び海外ビジネスに関わるコンサルティング業務を行う。企業が抱える無数の課題を洗い出し、最適な解決策を提供。
現在のお仕事の内容を教えてください
中小企業の海外展開における
課題解決をサポート
ソリューション営業部の海外ビジネスグループに所属し、主に為替デリバティブ商品の販売及び海外ビジネスに関わるコンサルティング業務を行っています。当行のお客さまは中小企業がほとんどですが、ビジネスのグローバル化に伴い、中小企業も海外企業との取引が増加しています。海外展開を行う、または海外との取引を行う法人のお客さまへ訪問するのですが、事前に想定される課題や会話を事前にイメージし、お客さまのビジネスを成功へ導くような提案を練り準備をします。提案が刺さり、「このような話は聞いたことなかった」「この提案は是非取り組みたい」といった言葉をいただく際の達成感は、何事にも代えられません。
仕事をしていて感じる当行の強みについて教えてください
魅力的な「人」と、本部と営業店との「近さ」
銀行とはお金という形のないモノを取り扱うため、他行と差別化を図るには、「人」が重要です。その点、当行には魅力的な人や、様々な知見をもった人が多く、仕事を進める上でも、いつも周囲の人に助けられています。そのような人に恵まれた環境下では、自分も頑張ろうという気持ちになり、互いに切磋琢磨する良い循環が生まれています。また、都市型地銀である当行は、本部と営業店が物理的に近いため、営業店からの要請に対し、本部の人間の早急な対応が可能です。「今から来てほしい」というような依頼に対して、すぐに駆け付けることができるスピード感も、大阪のど真ん中に本部を構えている当行ならではの強みです。
『ソリューション営業』という観点で印象に残っている案件を教えてください
最適なソリューションを提案し、会社の未来を創る
最も印象に残っている案件は、当行での一号案件となるインドネシア現地法人向けの資金調達です。インドネシア現地法人の資金調達相談を受けたのですが、インドネシアは外貨規制が厳しく、当行ではインドネシアへ直接融資ができないことが判明。そこで、政府系金融機関である、国際協力銀行と協調して、お客さまへご融資するスキームを提案しました。当行では初のスキームであったため、国際協力銀行の方々や上司とも数多くの打合せを重ねて、なんとか無事に実行することができました。お客様に感謝いただき、その後も日本本社への融資実行等、取引も広がりました。前例がなく苦労したことも多数ありましたが、その分やりがいも大きく、鮮明に記憶に残っています。
今後実現したいことを教えてください
企業が抱える無数の課題に対し、常に最適解を提案する
中小企業の海外進出が増え、当行の業務も拡大傾向にありますが、お客さまの方が海外について詳しいことも多々あります。自分より知識豊富なお客さまと対等に話をするためには、より専門的な知識や経験が必要になります。だからこそ、日々新たな知識を習得し、提案の幅が広がるように努めています。企業は無数の課題を抱えています。その無数の課題を洗い出し、最適な解決策を提供できるような法人営業になることが目標です。そして、仲間や部下にも私の知識や経験を伝え、たくさんの人の成長に貢献する人材になりたいと考えています。