優秀賞
ヘルスケア部門
大島 卓弥
【所在地】大阪府吹田市
【事業内容】認知症診断アプリの開発
採択プラン
高精度認知症早期識別・分類AIスマホアプリmaya-mind
日本での認知症社会コストは年間20兆円と試算されている。
早期診断が病状・負担軽減や社会コストの削減に重要であるが、認知症の初期診断は難しい。
私たちは大阪大学で認知症早期識別・分類AIスマホアプリMaya-mind(マヤ・マインド)を開発した。
PoC臨床試験により、核医学検査並みの高精度で認知症の検出・分類が可能であることが確認された。
Maya-mindの導入先として、かかりつけ医や専門医が認知症の診断に、また定期検診などで高齢者の認知機能低下の早期スクリーニングに使用することを想定している。

SDGsへの貢献
私たちが開発している認知症診断アプリの導入により認知症の早期発見、早期治療介入が可能となり、患者の健康寿命延伸だけでなく、患者、介護者、医療従事者の負担の軽減、社会コストの軽減にも繋がると考えられる。