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初めての海外旅行で抑えておきたい準備の基本
世界各地の情報をいつでもどこでも検索し、手に入れられる現代。それでもやはり実際に異国の地を旅して得られる経験は特別なもの。今回は初めて海外へ旅立つ人に向けて、持ちものや準備の際のポイントを紹介します。
※ 当記事は平常時を想定して一般的な持ち物を紹介しています。現在は新型コロナウイルスのワクチン接種完了証明やPCR検査陰性証明など渡航先の国によって必要書類が様々に定められていますので、海外旅行の際はご注意ください。
(1)基本の持ちもの
海外へ行くためにはどのようなものが必要か、みなさんはすぐに思い浮かびますか? 出国に欠かせない必需品のラインナップをはじめ、ビギナーだからこそ抑えておきたい持ちものに関するポイントを見てみましょう。
《必需品》
パスポート
初めて海外へ行く人は、申請をしてパスポートを用意することが必須です。申請したその場で手に入るものではなく、受領までには通常で一週間前後かかります。混雑時期や、書類に不備があるなどの理由でそれ以上かかることも考えられるので、出発日に対して余裕を持って申請手続きを済ませましょう。申請には戸籍謄本(または戸籍抄本)や住民票の写しも必要です。これらの書類を準備する時間も考慮する必要があります。また、パスポートを受領する際には手数料(10年間有効の場合で16,000円 ※2022年3月現在)がかかることも覚えておきましょう。
航空券
ネットからeチケット(電子チケット)を予約した場合でも、印刷したものは必要です。忘れずに準備しておきましょう。
海外旅行保険証
旅行先で病気や怪我をした、あるいは盗難やトラブルなど予期せぬアクシデントが起きた場合を想定して、海外旅行保険には加入しておきたいもの。その際は保険証券(またはそのコピー)の持参を。クレジットカードに付帯された海外旅行保険を利用する場合でも、アクシデント時に必要となる連絡先等を必ず控えて持参しましょう。
お金
当然ながら旅行を楽しむのにお金も必要不可欠。お金の話の詳細は(3)で後述します。
衣類など
旅行日数を考えて枚数を用意。現地の気候に合わせて、防寒着や日除けといった衣類の準備も必要です。また、旅先の文化によっては上着やフォーマル着が必要なシーンがあることも考えられるので事前によく調べておきましょう。
上記のほか、ビザの取得が必要な国もあります。パスポートをはじめ、必需品に挙げた重要書類はコピーを取るなど控えも用意しておくとより安心です。
《持っていくべきもの》
スマホ、スマホの充電器
主要都市ではフリーWi-Fiが使えるスポットも多く、リサーチやSNS等にいつもと変わらずスマホが役立ちます。旅先ではカメラとしても大活躍。充電器やケーブルも忘れずに持っていきましょう。別途カメラを持っていく場合も同様です。
変圧器、変換プラグ
コンセントは世界共通ではありません。行き先の国で使用されているプラグの形状を確認し、必要に応じて変換プラグを準備しましょう。また日本の電化製品をそのまま海外で使った場合、電圧の違いから故障やショートに至る可能性があるため、変圧器も欠かせません。
モバイルバッテリー
観光に出かけた先でスマホやカメラのバッテリーが切れそうになった時、モバイルバッテリーがあると何かと安心。注意したいのは飛行機への搭乗時。モバイルバッテリーは受託手荷物(チェックインの際にあらかじめ航空会社に預ける荷物)には入れられません。必ず手荷物の方に入れておきましょう。
Wi-Fi機器
パケット定額制で通信費を気にせずに使用できる、海外対応のレンタルWi-Fiルーターを持っていくと快適です。事前に予約申し込みをしておき、出発当日に空港で受取れる便利なサービスを各社が揃えています。
薬類
慣れない長時間のフライトでは普段大丈夫な人でも酔うことが考えられるので、酔い止めを必ず用意しましょう。また、海外で体調を崩した時に現地の薬局で薬を買って飲むのはハードルが高いもの。解熱鎮痛剤、胃腸薬、下痢止め、風邪薬といった一通りの薬は持参したほうが安心です。
日用品
必ずしも宿泊先のホテルに歯ブラシ、石鹸、シャンプーなどのアメニティが揃っているとは限りません。ホテルに置いていないことを想定し、必要なものは持っていきましょう。女性は生理用品も忘れずに。
《あると安心・便利なもの》
ホテルの予約メールの印刷など予約内容の証明となるもの
ホテルでのチェックイン時、予約が確認できない等のトラブルを避けるためにも、予約内容が表示されている画面や、予約した際の完了メール等を印刷して証明として持っておきましょう。
フライトを快適にするアイテム
長時間フライトのストレスを軽減できるアイテムがあれば、旅はより快適に。特に行き先との時差が大きく、睡眠を挟む長いフライトの場合は、心地よく眠るためのアイテム等を用意しておくとよいでしょう。
ホテルでの時間を快適にするアイテム
初めての海外で慣れない生活に疲れてしまわないよう、ホテルでリラックスするためのアイテムもあると便利。緑茶のパックやフリーズドライの味噌汁、食べ慣れたお菓子などちょっとしたものが意外と旅の疲れを癒してくれるものです。
(2)何に入れる?スーツケースのサイズの目安は?
海外旅行といえばスーツケースが定番です。一方で必ずしもスーツケースでなければということはなく、バックパックや大きめのリュック等で海外へ行く人もいます。ただし機内に持ち込めるサイズは決まっているので、受託手荷物として預ける場合は耐久面、安全面などを十分考慮して選ぶ必要があります。旅行日数や行き先の環境に合わせて荷物のボリュームは変わりますが、目安としては以下を参考にしてみてください。
- 1〜2泊(短期滞在) 35L程度
- 3〜6泊(中期滞在) 35〜70L
- 7〜10泊(長期滞在) 80L以上
(3)お金はクレジットカードだけでOK?
海外旅行に行く際、できる限りクレジットカードで済ませたいと考える人も少なくないでしょう。クレジットカードはもちろん海外でも便利に使えます。ただ、日本では一般的に使えるカード会社が行き先で普及していないケースもあります。その点を考慮して持っていくカードを選ぶとよいでしょう。
また、カード=クレジットカードをイメージしがちですが、海外ではデビットカードも便利です。デビットカードは支払いと同時に自身の銀行口座残高から代金が即時に引落しされるシステム。使えるカード会社が行き先で普及していないケースがあるのはクレジットカードと同じですが、後でまとめて引落されるクレジットカードに比べて、使いすぎる心配が少ないことが魅力です。海外のATMで現地通貨を引出せるのも便利。池田泉州銀行でも取扱いがありますので、海外旅行デビューをきっかけに一枚作っておくと普段の買い物でも便利に使えます。
- 海外へご出発される前に、現地でデビットカードが利用できることを必ずお確かめください。また、現地のATMが定める手数料がかかる場合があります。
現金も必要。外貨両替は出発前に日本で済ませて
地方の小さな町に観光へ行った際や屋台での支払い、タクシーなどの交通機関の支払いにおいては現金しか取扱いがないケースも多々あります。チップの文化がある国も多いので、現金もしっかりと用意しておきましょう。現地での両替も可能なケースが多いですが、出発前に日本で済ませておくと安心です。
職場へのお土産の相場も確認
海外旅行では自身や親しい人へのお土産選びも楽しい時間。一方で、職場へのお土産にはどの程度のものを選ぶべきか悩みがち。職場へのお土産にかける費用は基本的に日本円で1,000〜3,000円程度が相場。値段よりも人数分きちんと足りているか、食べ物なら賞味期限に余裕があるか、個包装で配りやすいか、などに配慮するのが大切です。
(4)まとめ
ポイントを抑えて準備をしっかりしておけば、初めての海外でもあわてずに余裕を持って楽しめます。準備の際には旅行全体の予算を考え、確実にお金を用意することも大切。池田泉州銀行では旅行に利用できる多目的ローンを取り扱っています。WEB上で契約が完了でき、条件を満たせば特別金利が適用となるプレミアムプランも。初めての海外旅行にぜひお役立てください。
池田泉州銀行ホームページから保険会社の海外旅行保険オンライン契約サービスをご利用いただけます。
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