インターネットEBのセキュリティ強化対策について
平素は格別のお引立てを賜り、誠にありがとうございます。
インターネット上の不正取引をはじめとするサイバー攻撃は日々高度化・複雑化しており、インターネットバンキングにおいても更なるセキュリティ対策の必要性が高まっています。
今般インターネットEBの不正利用対策としてお使いいただいている「ハードトークン」が、2015年5月導入以降まもなく5年を経過し更改時期を迎えます。そのため、更改時期を迎えるお客さまから順次、「ハードトークン」を現行よりもより安全性を高めた製品に更改させていただきます。
あわせてハードトークンだけでなくソフトトークンご利用のお客さまにつきましても、ワンタイムパスワードの認証タイミングを変更するセキュリティ強化対策を実施いたします。
1.セキュリティ強化対策の概要
内容 | 対象のお客さま | 開始日 |
---|---|---|
ハードトークンを安全性を高めた 製品に更改 |
ハードトークンをご利用中のお客さま | 2020年2月より順次 |
ワンタイムパスワードの 認証タイミング変更 |
すべてのお客さま | 2020年2月 |
2.ハードトークンの更改について
新ハードトークンの名称:『トランザクション認証ハードウェアトークン』
【諸元】
3.「トランザクション認証」とは?
お客様の取引情報をもとに生成された二次元コードをカメラ付専用端末(新ハードトークン)で読み取り、表示されるお取引内容が改ざんされていないことを確認した上でトランザクション認証番号を生成し、認証させる仕組みのセキュリティ対策です。
トランザクション認証を使用することにより、お取引情報の改ざんによる不正送金を未然に防ぎ、インターネット上のお取引をより安全に行うことができます。
取引の流れについては、別紙1【トランザクション認証の取引イメージ】をご参照ください。
4.新ハードトークンのご提供について
【現在ハードトークンをご利用中のお客さま】
2020年1月以降、現行ハードトークンの使用期限を迎えるお客さまから順次新ハードトークンを発送いたします。
- 現在ご利用中のハードトークンと同じ個数までは無料で新ハードトークンをお使いいただけます。
【新たにハードトークンをお申込みになるお客さま】
2020年1月頃より、新たにお申込みいただいたお客さまから新ハードトークンをご利用いただけます。
5.ワンタイムパスワードの認証タイミング変更について
現行はインターネットEBのログイン時にワンタイムパスワードを入力いただいていますが、変更後は振込・振替やペイジー等、資金移動をはじめとする重要な取引の都度、ワンタイムパスワード認証(新ハードトークンによるトランザクション認証またはソフトトークンによる認証)を行っていただきます。
ソフトトークンをご使用のお客様の変更後の取引の流れについては、別紙2【ソフトトークン認証の取引イメージ】をご参照ください。
6.取引ごとのワンタイムパスワード認証タイミングについて
現行はログイン時の1回のみですが、認証タイミング変更後は下表のとおり取引の都度、ハードトークンによるトランザクション認証またはソフトトークンによる認証が必要となります。
(ログイン時のワンタイムパスワードの入力は不要)
取引の流れについては、別紙3【取引の流れ】をご参照ください。
○:ワンタイムパスワードの入力必要
取引内容 | 現行 | 認証タイミング変更後 | ||
---|---|---|---|---|
トランザクション認証方式 | ソフトトークン方式 | |||
1 | ログイン | ○ | ||
2 | 振込振替 | ○ | ○ | |
3 | 総合振込 | ○ | ○ | |
4 | 給与・賞与振込 | ○ | ○ | |
5 | 収納サービス | ○ | ○ | |
6 | 振込振替先管理 | ○ | ○ | |
7 | 総合振込先管理 | ○ | ○ | |
8 | 総合振込受付 | |||
9 | 給与・賞与振込先 管理 |
○ | ○ | |
10 | 給与・賞与振込受付 | |||
11 | 仕向送金 | ○ | ○ |
以上