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車をマイカーローンで購入する場合、
頭金はいくら必要?メリットや金利を解説

車をマイカーローンで購入する場合、頭金は用意した方がよいのでしょうか。また、頭金がある場合とない場合でどんな違いが出てくるでしょうか。ここでは頭金を用意するメリットやデメリット、相場金額や支払うタイミングなどについても解説します。頭金を用意した場合のシミュレーションもありますので、これから車を購入する方はぜひ参考にしてみてください。

(1)車を購入する時に頭金を用意するメリット・デメリット

頭金を用意するメリット

車を購入する際、必ず頭金が必要というわけではありません。頭金がなくてもマイカーローンを利用することはできます。しかし、頭金を用意すれば、借入額を減らすことができたり、審査に通りやすくなるといったメリットがあります。ひとつずつ解説していきます。

マイカーローンの借入額を減らすことができる

まず、頭金を用意するメリットとして、マイカーローンの借入額を減らすことが挙げられます。ローンは借入額が多くなるほど金利の負担が増えます。頭金を用意して借入額を減らせば金利負担が減り、結果的に車を購入するための支払総額を減らすことができます。借入額を減らせば月々の返済負担も少なくなるので、マイカーローンを利用しながらでも、ある程度余裕をもった生活をしたい方は頭金を準備してもよいかもしれません。

審査に通りやすくなる

ある程度まとまった金額の頭金を用意できる場合は、マイカーローンの審査に通りやすくなる可能性があります。審査では、返済能力があるかどうかがひとつの判断基準となります。

返済能力を見極めるひとつの基準として返済比率(1年間の総返済額÷年収×100%)があります。返済比率が高すぎると、毎月の返済額の負担が収入に対して大きすぎるので、返済継続が困難になる可能性が高いと判断されます。頭金を支払って借入額を減らせば、返済比率も下がるので、審査に通りやすくなるかもしれません。
また、車を購入するためにお金を用意したという実績は、計画性があるとプラスに判断される場合もあります。

同じ借入額でワンランク上の車に乗れる

ローンの借入可能額に頭金をプラスすれば、頭金の分だけオプションを付けたり、グレードが高い車に乗ることもできるでしょう。

頭金を用意するデメリット

頭金を用意することは良いことばかりではなく、デメリットも存在します。車の購入後に困らないよう、デメリットについても知っておきましょう。

手元の資金が減少する

車を購入する時は、様々な初期費用も必要です。自賠責保険料などの法定費用や各種初期費用は、マイカーローンに含めることができないこともあります。その場合、頭金に加えて初期費用も準備する必要があるため、「想定していた以上に手元のお金が減ってしまった」ということになるかもしれません。

また車は購入後も維持費がかかります。頭金を多く用意することで支払総額を抑えることはできますが、無理をして頭金として支払ってしまうと、その後の生活に支障をきたす恐れもあります。購入後に予想外の事態が起こって急にまとまったお金が必要になるといった場合もあるかもしれません。頭金の金額はある程度の余裕を持って決めることが望ましいでしょう。

いつまでも車が購入できない

「頭金を〇〇万円用意できたら車を買おう」と決めてみたものの、なかなかその貯金額に到達できず、車の購入が先延ばしになってしまうケースもあります。
なかなか頭金が貯められないでいる場合には、頭金の計画額を下げたり、購入検討中の車よりも金額が低い車を選び直すなど、現実的で無理のない計画に変更することをおすすめします。

頭金の振込手続きが必要

頭金なしの場合はマイカーローンの手続きをするだけでよいですが、頭金を入れる場合は、マイカーローンの手続きに加えて、頭金を支払う手続きが必要になります。頭金を振込む場合、ATMやネットバンキングでの振込みは限度額が設定されていることもあるので、振込限度額を超える金額の場合は複数回に分けて振込まなければならないなど、手間が増えてしまうこともあるかもしれません。

(2)車を購入する際の頭金の相場金額

車を購入時の頭金の相場は、車の本体価格の2割〜3割です。200万円の本体価格であれば、40〜60万円程度の頭金を用意するのが一般的です。もちろん頭金をいくら用意するかは自由です。
購入価格とマイカーローン借入可能額との差額を頭金としたり、端数部分を頭金とするのもよいでしょう。

(3)頭金によって変わる金利

マイカーローンを借りる場合は、金利がかかります。頭金を入れずにフルローンで借りる方法もありますが、頭金を入れるか入れないかで金利総額に差がでます。実際どのくらい違ってくるのかシミュレーションをしてみましょう。

まず100万円の車を購入する時、頭金がある場合とない場合でどれくらい差があるのかをご紹介します。

<マイカーローン借入条件>

  • 金利年2.875%
  • 借入期間5年
  • ボーナス返済なし
頭金 借入額 月々の返済 金利総額 ローン
支払総額
総支払額
頭金
なしの場合
0円 1,000,000円 17,913円 74,780円 1,074,780円 1,074,780円
頭金
ありの場合
200,000円 800,000円 14,330円 59,800円 859,800円 1,059,800円

頭金を入れない場合は、月々の返済額は17,913円、金利の総額は74,780円となりますので、ローン支払総額は1,074,780円です。
一般的な頭金額である本体価格の2割、20万円を頭金とした場合には、月々の返済額は14,330円、金利総額59,800円、ローン支払総額は859,800円です。

頭金を2割入れることで、月々の返済額が軽くなるだけでなく、金利総額も約1万5千円違いがでます。

それでは、300万円の車を購入した場合にはどうなるでしょうか。先程と同様、頭金がある場合とない場合でどれくらいの差があるのか見ていきましょう。

<マイカーローン借入条件>

  • 金利年2.875%
  • 借入期間5年
  • ボーナス返済なし
頭金 借入額 月々の返済 金利総額 ローン
支払総額
総支払額
頭金
なしの場合
0円 3,000,000円 53,739円 224,340円 3,224,340円 3,224,340円
頭金60万円
ありの場合
600,000円 2,400,000円 42,991円 179,460円 2,579,460円 3,179,460円
頭金90万円
ありの場合
900,000円 2,100,000円 37,617円 157,020円 2,257,020円 3,157,020円

頭金なしの場合は、月々の返済額は53,739円、金利総額224,340円、ローン支払総額は3,224,340円になります。

本体価格の2割である60万円を頭金として入れた場合には、月々の返済額が42,991円、金利総額179,460円、ローン支払総額は2,579,460円です。

本体価格の3割、90万円を頭金として入れるとどうなるでしょうか。月々の返済額が37,617円、金利総額157,020円、ローン支払総額2,257,020円です。

90万円を頭金として入れることができれば、月々の返済額は3万円台に抑えられるだけでなく、頭金がない場合と比べて金利の総額も約7万円少なくなります。金利の負担をなるべく抑えたい人は、頭金は多い方がよいということが分かります。

ここでは借入期間を5年としてシミュレーションしましたが、借入期間を短くすることでさらに利息総額を抑えることができます。ただし、月々の返済額はその分大きくなりますので、頭金を上手に使って無理なく返済できるようにしましょう。

(4)頭金の支払い方法とタイミング

頭金はどのタイミングで支払うのでしょうか。実は車の購入先によって異なります。契約時に必要となることもあれば、納車日になることもあります。見積もりをとる時点で、頭金をいつ支払うのか確認しておくと安心です。

一般的なタイミングをご紹介します。

  • 契約時に頭金の何割かを支払い、残額を納車までに支払う
  • 契約した後に具体的な納車日が決定した時点で支払う
  • 納車日に支払う

支払い方法についても事前に確認しておくことをおすすめします。現金払いだけでなく、指定口座への振込みやクレジットカードが使える場合もあります。現金払いの場合には、トラブル防止のために領収証をもらい、保管するようにしましょう。

(5)まとめ

マイカーローンの頭金について紹介しました。頭金を用意することのメリット、デメリットを知り、車を購入する時の参考にしてください。また、マイカーローンを利用する場合は金利を支払わなければなりません。事前にシミュレーションをして、借入額によって金利や返済額にどれくらいの違いが出るのか確認したうえで、無理のない返済計画を立てるようにしましょう。

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