パートナーに結婚の意思を伝えるプロポーズは一世一代のセレモニー。
緊張のなか、勇気を出して自分の意思を伝え、それを受け入れてもらわなくてはなりません。
プロポーズを成功させて、その日が2人の大切な思い出となるように、ここではプロポーズの準備やタイミング、演出などについて紹介していきます。

(1)プロポーズの前にしっかり準備を

プロポーズ前にやっておくこと
プロポーズの前にまずやるべきことは、ご自身の気持ちの確認です。プロポーズは結婚生活を始めるという決意表明です。「この人と結婚して、この先の人生を一緒に歩んでいく」という覚悟があるか、自分の胸にしっかり聞いてみましょう。中途半端な気持ちでプロポーズするのは相手に失礼ですし、この先の結婚生活にも不安が残ります。
結婚は家と家がつながることでもあります。もし可能であるならば、プロポーズの前にお互いの両親や家族を紹介しておきましょう。それにより、パートナーをより深く知ることができますし、お互いの家族にとっても心の準備となるでしょう。
プロポーズ前に用意するもの
プロポーズを思い出深いものにするために、プロポーズの言葉と一緒に渡すプレゼントを用意しましょう。定番は婚約指輪(エンゲージリング)ですが、パートナーの指輪のサイズがわからなかったり、パートナーの好みもあるので、プロポーズの時点では花束やアクセサリーなどをプレゼントするというケースも多いようです。
もし婚約指輪を贈りたいなら、パートナーの指のサイズや好みをしっかりリサーチし、プレゼントした後もずっと身につけておきたいと思ってもらえる指輪を選びましょう。婚約指輪の購入は、セミオーダーでも1〜2ヵ月かかることがあるので、早めに準備しておくことが大切です。
(2)プロポーズはいつ?どこで?

プロポーズのタイミング
お付合いを始めて、どれくらいの期間でプロポーズしたらいいのでしょうか。これは相性の問題なので、人によってまちまち。お付合いして3ヵ月というケースもあれば、3年以上経ってからというケースも。また、「何歳までには結婚したい」と年齢を目安にしている人もいれば、周囲の友人や同僚が結婚することで意識が高まる人もいるでしょう。大切なのは、結婚に対する気持ちが固まり、「この人と一緒にいつまでも歩んでいきたい」と思えること。そのときこそがプロポーズのタイミングといえるのではないでしょうか。
プロポーズを行う日はいつがいいのでしょうか。こちらも人によってさまざまで、2人がお付合いを始めた日やどちらかの誕生日、クリスマスなどといった記念日に合わせてプロポーズするケースや、逆になんでもない日にプロポーズするというケースも。
前者の場合、もともと記念日なので、決して忘れることはありませんし、プロポーズを演出しやすいというメリットがあります。後者の場合は、2人にとって新たな記念日が生まれることになり、それも素敵な演出のひとつです。
プロポーズに適した場所とは
せっかくのプロポーズですから、シチュエーションにもこだわりたいですよね。プロポーズの場所はどこが喜ばれるのでしょう。
結婚情報誌『ゼクシィ』が未婚女性と既婚女性の計824人に「プロポーズの場所として“嬉しい”と思う場所は?」と尋ねたアンケート結果を紹介します。
【プロポーズの場所として「嬉しい」と思う場所は?】(複数回答)
1位 | ふたりの思い出の場所 73.9% |
---|---|
2位 | 夜景の見える場所 67.3% |
3位 | イルミネーションの奇麗な場所 62.5% |
4位 | 記念日に利用するようなちょっと良いレストラン 61.8% |
5位 | 旅先 56.1% |
6位 | 彼の家 54.5% |
7位 | 海 46.8% |
8位 | 自分の家 42.9% |
9位 | ラグジュアリーなホテル 40.6% |
10位 | テーマパーク・遊園地 34.5% |
- 出展「ゼクシィ」
第1位は「ふたりの思い出の場所」でした。2人が初めて出会った場所や初デートの場所など、2人だけの思い出の場所こそがプロポーズの最高のシチュエーションになるようです。
(3)プロポーズの言葉は?効果的な演出は?
プロポーズの言葉で大切なこと
プロポーズではどういう言葉をかければ良いのでしょうか。プロポーズの言葉は忘れられない特別な言葉になります。しっかり考えて、あなたらしい言葉を紡ぎたいものです。
とはいえ、「あなたと結婚したい」という意思が伝わらなければ意味がありません。工夫を凝らし過ぎて何を言いたいのかわからなかったり、あまりにも回りくどい言い方はNGです。シンプルな言葉でも良いので、パートナーへの想いを誠実に伝えましょう。
プロポーズの演出例
プロポーズのタイミングや場所が決まったら、演出を考えましょう。さりげなくさらりとプロポーズするシンプルな演出もあれば、パートナーを驚かせるサプライズ演出も。
ここでは比較的現実的なプロポーズの演出の例をいくつか挙げてみましょう。
【プロポーズ演出例】
- 雰囲気の良いレストランで食事の後に指輪を渡す。
- レストランで、プロポーズの言葉と指輪を載せたデザート皿を持ってきてもらう。
- ホテルの部屋で、ホテルスタッフに指輪を仕込んだ花束を持ってきてもらう。
- 自宅でくつろいでいるときに、突然、指輪と花束を渡す。
- 2人の思い出の写真を1本のムービーに編集。最後の画面にプロポーズの言葉を。
- パートナーが寝ている間に指輪をはめる。
そのほか、海外の映像などで大勢の人の前で公開プロポーズという演出を見ることがありますが、あまりにやりすぎな演出は逆効果になることもあるので、パートナーの性格なども加味した上で、効果的な演出を考えましょう。
プロポーズが無事成功したら、婚約、結婚、新婚生活へと進んでいきます。幸せいっぱいの日々が続きますが、指輪や結婚式、新婚旅行、新生活の準備など、いろいろな費用が必要になることも事実です。
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