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中古車をローンで購入するメリットとは。
選び方・組み方5選も紹介

手頃な価格でクルマを手に入れたいという人や、車種・年式等にこだわった1台を探しているという人など、
中古車を購入しようと考えている人も多いことでしょう。
中古車といえども、クルマは高価な買い物。
そこで、強い味方になるのが自動車ローン(マイカーローン)です。
自動車ローン(マイカーローン)には、金融機関が提供するものと、中古車販売会社が提供するものなどがあり、それぞれ特徴が異なります。
ここでは中古車をローンで購入するメリットや、自動車ローン(マイカーローン)の上手な選び方、
ローンを組む時の注意点などについてご紹介します。

(1)中古車購入にも自動車ローン(マイカーローン)が利用可能

自動車ローン(マイカーローン)は、新車の購入のみならず、中古車の購入にも利用が可能です。
特に銀行や信用金庫などの金融機関が提供する自動車ローン(マイカーローン)は、オートバイや船舶などの購入費用に利用できるほか、車両購入以外の自動車まわりの幅広い用途に利用できるものもあります。たとえば、カーナビやスペアタイヤ等の自動車用品の購入、車検費用や修理費用、さらに運転免許の取得費用などにも利用OK。そのほか、他社で借入れている自動車ローン(マイカーローン)からの借換えにも活用できます。
なお、自動車の販売会社が窓口となって提供する自動車ローン(ディーラーローン/自社ローン)は、車両費用のほか、その販売会社で購入できるオプション品の購入などにも利用可能です。

(2)自動車ローン(マイカーローン)の種類と違い

自動車ローン(マイカーローン)には、銀行や信用組合等の金融機関が提供する「銀行系の自動車ローン(マイカーローン)」、自動車の販売会社が窓口となり、提携する信販会社等が提供する「信販会社系の自動車ローン(ディーラーローン)」、中古車販売会社自らがローンを提供する「自社ローン」などの種類があり、それぞれ特徴が異なります。

銀行系の自動車ローン(マイカーローン)

「銀行系の自動車ローン(マイカーローン)」は、他の自動車ローンに比べ、金利の相場が年1%後半〜年4%と低めに設定されています。これは大きなメリットですが、その一方で審査がやや厳しい傾向にあり、場合によってはローンを組めないことも。また、中古車販売会社で購入手続きを行ったあと、あらためて金融機関に出向かなくてはならず、手続きや審査に少々手間と時間がかかる点はデメリットです。
反対に、前項で紹介したように、さまざまな用途にローンを利用できる点はメリットといえるでしょう。

信販会社系の自動車ローン(ディーラーローン)

「信販会社系の自動車ローン(ディーラーローン)」は、中古車を購入したその場でローンを申込めるというスムーズさが魅力です。審査も1時間程度で回答が出ますし、銀行系の自動車ローン(マイカーローン)に比べると、審査自体も通りやすい傾向にあり、多くの場合、中古車を購入した当日にローンの手続きも行うことができます。
ただし、金利は年3%〜年6%と銀行系の自動車ローン(マイカーローン)よりも高めに設定されています。また、ディーラーローンの場合、自動車の所有者はローン完済までは中古車販売会社や信販会社になるため、完済後に名義変更の手続きが必要になるほか、ローン返済中に他の自動車に買い替えたい場合は各種手続きが必要になります。

自社ローン

中古車販売会社が金融機関や信販会社を通さず、独自にローンを設定しているのが「自社ローン」です。信販会社系の自動車ローン(ディーラーローン)と同様に、中古車購入と同時に手続きを行えるというメリットがあります。審査は通りやすい傾向にあり、多くの場合、保証人を立てれば、定職を持たない主婦(主夫)や学生、現役をリタイアした高齢者などもローンを組むことができるようです。
中古車販売会社は金融機関ではないため、金利は発生しませんが、保証料等の名目で金利年10%程度と同等もしくはそれ以上の支払いが上乗せされます。
また、自社ローンを取扱っている中古車販売会社は限られており、利用をお考えの場合は事前に販売会社へ問合わせることをおすすめします。

(3)一括購入とローン、それぞれのメリット・デメリットは?

中古車を購入する際、ローンを利用せず、手元のお金で一括で購入するという選択肢もあります。中古車を一括で購入する場合と、ローンを利用して購入する場合、どのような違いがあるのでしょうか。

一括購入のメリット・デメリット

一括購入の最大のメリットは、ローン金利が発生しないことから、トータルの支払い負担を抑えることができること。販売会社によっては、一括購入なら割引が適用になるというケースもあるようです。また、ローンを組むために必要な手続きや審査が不要なため、購入手続きもスムーズです。そのほか、購入した時点で自分が所有者になるというメリットもあります。
デメリットとしては、まとまった資金が出て行ってしまうこと。資金に余裕があればいいのですが、自動車を所有すると、税金、保険料、ガソリン代などもかかってくるため、それらの費用についても頭に入れておく必要があります。

ローン購入のメリット・デメリット

ローン購入のメリットは、手元にまとまった資金がなくても中古車を購入できることでしょう。特に中古車の場合、条件に合ったクルマを買い逃してしまうと、次に見つけるのが難しいこともあり、「これだ!」という中古車を見つけた時にすぐに購入できるのは大きなメリットでしょう。
デメリットとしては、金利分を上乗せした金額を払わなくてはならないことや、ローンを組むには審査や手続きが必要なことが挙げられます。また、ディーラーローンや自社ローンの場合、完済するまで所有者が自分名義にならないため、ローン返済中に他のクルマに乗り換えたい場合は各種手続きが必要になるという点もあります。

(4)中古車を購入する際の自動車ローン(マイカーローン)を選ぶポイント5選

中古車の購入にあたって、自動車ローン(マイカーローン)を選ぶ時のポイントを5つご紹介します。

まずは情報収集を

自分が欲しい中古車を販売している販売会社、口座を持っている金融機関、自宅や勤め先に近い金融機関などのWEBサイト等から、自動車ローン(マイカーローン)に関する情報を収集して比較しましょう。もし可能であれば、それぞれで見積りをとることをおすすめします。
主な比較ポイントは、金利、借入上限額、返済期間、手数料や保証料の有無などです

金利は上限金利で比較

自動車ローン(マイカーローン)の金利は、ほとんどの場合、○%〜○%といったように幅を持たせて記載されており、審査を通して利率が決定します。そのため、金利を比較する際は、数字の小さいほうではなく、大きいほうの金利(上限金利)を基準に比較するようにしましょう。

固定金利と変動金利を選択

自動車ローン(マイカーローン)によっては、完済まで金利が変わらない「固定金利」か、景気変動などに応じて金利が上下する「変動金利」を選ぶことができます。現在のような低金利時代では変動金利のほうが金利が低く設定されているケースが多く、一概にどちらが良いかはいえないものの、一般的に返済期間が短期(3〜5年)なら変動金利、長期(10年以上)なら固定金利を選ばれる傾向があるようです。

繰上返済の可否

ローンの場合、毎月返済額を支払っていきますが、家計に余裕がある時に残金の一部をまとめて返済することを「繰上返済」といいます。繰上返済を行えば、トータルの返済期間を短くすることができ、その分金利の支払いを減らすことができます。
繰上返済ができる可能性があるならば、繰上返済の可否も自動車ローン(マイカーローン)を選ぶポイントになります。ただし、繰上返済には手数料がかかる場合もあり、手数料が利息削減分を上回っては意味がないので事前の確認が必要です。

お得な情報をチェック

金利の引下げ等を行っている金融機関や中古車販売会社があるので、見逃さずにチェックしましょう。たとえば、口座を持っていたり、インターネットから申込むことで、金利が引下げられる金融機関もあるようです。また、期間限定の金利引下げやキャッシュバックのキャンペーンを行っている金融機関や中古車販売会社もあるので幅広く調べてみましょう。

(5)中古車ローンの組み方のコツ

最後に中古車ローンを組む際のコツについてご紹介しましょう。

返済期間は3〜5年に

一般的に中古車の保有期間は3年〜5年とされています。つまり、その期間が過ぎると、乗っているクルマに飽きたり、クルマ自体が老朽化し、次のクルマの購入を考えるということ。それを見越して、ローンの返済期間も3年〜5年に設定し、ローン完済と同時に買い替えを行えば、手続きもスムーズです。
クルマの状態にもよりますが、もし下取りしてもらえれば、その費用を次のクルマの頭金に充てることもできます。

無理のない返済プランを

自動車ローン(マイカーローン)の返済が家計の大きな負担になっては大変です。当たり前のことですが、ローンの返済期間を長くすれば、月々の返済額は低く抑えられる代わりに金利によって返済総額は多くなります。逆に返済期間を短くすれば、返済総額は抑えられる代わりに月々の返済額は高くなります。借入金額、借入期間、金利をしっかり考え、ゆとりある返済プランを立てましょう。

自動車にかかる費用総額を念頭に

自動車は車両代金以外にも、ガソリン代、駐車場代、自動車税、任意保険、車検代、修理代などの費用がかかってきます。
以下に自動車にかかる費用の目安を一覧にまとめてみました。特に初めてマイカーを買うという人は、以下の費用総額についても考慮した上でローンを組むようにしましょう。

自動車にかかる費用の目安

新車価格200万円のコンパクトカー
(排気量:1500cc/車両重量:950kg)
の中古車(3年落ち)を100万円で購入した場合

購入時 車両費用 100万円
消費税 10万円
環境性能割(旧自動車取得税) 約1万7千円※1
自動車重量税(2年分) 1万6,400円
自賠責保険(2年分) 2万1,550円
自動車リサイクル料 約1万2千円
納車費用 約1万円
手続き代行手数料 約3万円
維持費
(1年間)
自動車税 3万4,500円
自動車重量税(2年分) 1万6,400円
任意保険 約6万5千円
車検費 約3万円
メンテナンス費 約2万円
ガソリン代 約5万円
駐車場代 約15万円
廃棄時 廃車登録手続き費用 約500円
自動車リサイクル料 約1万2千円
(購入時に支払い済み)
運搬費用 約1万円
解体費用 約2万円
  • 上記費用はあくまでも目安です。車両価格、車両の重量や排気量、走行距離、駐車場の有無、車両の状態などにより、金額は大きく変わります。また、各税額および自賠責保険等の費用は2021年1月31日現在の金額です。
  1. 環境性能割は2019年10月に自動車取得税に代わって導入された自動車税で、エコ性能や燃費性能に応じて取得価額の0〜3%が課税されます。中古車の場合、車種や仕様などによって定められている課税標準基準額(新車価格の9割程度)に、中古車の経過年数に応じた残価率(3年経過の場合は0.316)を掛けることによって取得価額が決まります。

(6)まとめ

  • 中古車の購入にも自動車ローン(マイカーローン)が利用可能。
  • 自動車ローン(マイカーローン)には、「銀行系の自動車ローン(マイカーローン)」、「信販会社系の自動車ローン(ディーラーローン)」、「中古車販売会社の自社ローン」などがあり、自分に合ったものを選ぶことが大切。
  • 金利の低さなら「銀行系の自動車ローン(マイカーローン)」、手続きの簡便さなら「信販会社系の自動車ローン(ディーラーローン)」、審査の通りやすさなら「自社ローン」がおすすめ。
  • 自動車にはさまざまな費用がかかるもの。無理のない返済プランを立てることが大切。

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