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フリーローンの金利、特徴や決め方は?
カードローンとの違いや注意点などわかりやすく解説

予定外のご祝儀やケガ、病気など、急にまとまったお金が必要になることもあるでしょう。お金が用意できない場合は、借入れを検討しなくてはいけなくなるかもしれません。必要に迫られてるとはいえ、高金利の借入れは避けたいものです。ここでは、お得に借入れしたい人に向けて、フリーローンを選ぶときに確認しておきたいポイントについて解説します。フリーローンの特徴についてもまとめているため、ぜひ参考にしてください。

(1)フリーローンとは?

フリーローンとは、使いみちに縛られないローン商品です。生活費や商品の購入費用に充当するなど、幅広い用途で利用できます。カードローンよりも金利が低い傾向があり、借入後は返済のみになる点が特徴です。

ただし、商品によって無担保型・有担保型があるため、借入れの際には注意が必要です。

フリーローンにおける無担保ローンと有担保ローンの違い

無担保型フリーローンは、「担保なし」で借入れができる商品です。担保とは、お金を返済できなくなった場合に備えて債務者(お金を借りる人)が債権者(お金を貸す人)に提供するモノ・人のことです。担保には不動産などの物的担保と保証人などの人的担保があります。返済が滞った場合、物的担保の場合は競売にかけて売却されたり、人的担保の場合は保証人が債務者の代わりに返済したりします。無担保型フリーローンは、人的担保(保証人)も不要な場合が多いです。

有担保型フリーローンでは、物的担保や保証人が必要です。その分、融資を受けるまでの審査期間が長くなる傾向がありますが、金利が低く借入上限額が高めに設定できる場合が多いです。

(2)フリーローンを選ぶときに確認しておきたいポイント

ここでは、フリーローンを選ぶときに確認しておきたいポイントについて解説します。少しでもお得に借入れしたい人は、参考にしてください。

フリーローンは低金利で借入れできる

フリーローンは借入金の用途が自由なので、一時的な出費を補填する目的で利用する人も少なくありません。フリーローンの商品によって金利は異なりますが、カードローンよりも金利が低く設定されている傾向があります。返済額を抑えたい人はより低金利で借入れできる方がよいでしょう。

また、借入後は返済のみとなるため返済計画が立てやすいというメリットがあります。

フリーローンの金利は審査結果や借入額によって決まる

商品によって異なりますが、フリーローンの金利には変動金利・固定金利の2種類があります。変動金利は基準日に金利が見直されるため、金融情勢によっては大幅に変動する可能性があります。一方で固定金利は契約時に決めた金利が適用されるため、金融情勢によって変動する心配がありません。

フリーローンの審査では、年収・資産・ローンの借入状況などが影響します。変動金利・固定金利ともに、審査結果により金利が設定される場合が多いです。ただし審査結果によって設定される金利には上限があります。

具体的には借入額が10万円未満は年20%、10万円以上100万円未満の場合は年18%、100万円以上は年15%までと、利息制限法により上限金利が決められています。

(3)フリーローンとカードローンの違い

ここからは、フリーローンとカードローンの違いについて深掘りしていきます。フリーローンとカードローンの借入れで迷っている人は、参考にしてください。

金利

フリーローンはカードローンよりも低金利の商品が多い傾向があり、経済的な負担を軽減できます。

サービスを提供している会社

フリーローンは、銀行や信用金庫、信販会社、クレジット会社などで取扱われている商品です。カードローンに関しては、上記に加えて、消費者金融業者でも取扱っています。消費者金融業者の中には、商品によって無利息期間を設けている場合もあります。

借入回数や審査

フリーローンは追加の借入れはできませんが、カードローンは借入極度額まで繰り返し借入れができます。借入回数に制限がない点がカードローンの特長です。

一方、フリーローンで追加借入れをする場合は、再度申込み、審査を経て契約する必要があります。

返済期間

フリーローンは、借入れから完済までの返済期間が設けられています。借入先の金融機関によって設定できる返済期間は異なりますが、契約時に返済期間を決めてから借入れをします。一方で、カードローンの返済期間は、月々にいくら返済するのか、追加で借入れるかなど、利用状況次第で変わります。

返済スケジュールの立てやすさ

返済スケジュールは、カードローンよりもフリーローンの方が管理しやすいでしょう。なぜなら、前述のとおりフリーローンは借入回数が1回だけで、返済期間も契約時に決められているからです。カードローンは追加で借入れる度にローン残高や返済期間が変わるので、返済の管理が難しくなる場合があります。

返済スケジュールの立てやすさで選ぶなら、カードローンではなくフリーローンを選ぶとよいでしょう。

(4)【借入先別】フリーローンの金利目安

フリーローンの金利はメガバンクやネット銀行、地方銀行などの借入先や商品によって異なります。フリーローンを借入れする際の金利は、大手メガバンクは年7.0%以下が多いです。ネット銀行は年3.0%~年18.0%程度、近畿の地方銀行は年3.0~年15.0%程度の金利に設定されています。あくまで目安となりますので、借入れを検討している場合は必ずホームページなどで確認してから申込むようにしてください。(金利は2022年5月31日現在当行調べ)

(5)フリーローンを上手に活用するためのコツ

フリーローンの借入金の用途は限定されていませんが、商品によっては借入れる際に用途の証明を求められることがあります。見積書や契約書の提示が必要な商品については、用途を明確にして利用することが必要です。

また、追加の借入れはできないため、生活費の補填など繰り返し融資が必要となるケースには向いていません。そこで、次項ではフリーローンの利用をおすすめできる人について解説していきます。

(6)フリーローンの利用がおすすめの人

ここでは、フリーローンの利用をおすすめできる人の特徴をまとめています。フリーローンの借入れが自分に合っているかどうか不安な人は参考にしてみてください。

金利を抑えたい人

フリーローンは、カードローンよりも金利が低い傾向にあるため、低金利で借入れしたい人に向いています。審査申込み・審査結果回答・契約を経て借入れができるため、申込みから借入れまでの時間はかかりますが、低金利での借入れの方が利子総額を抑えることができます。

利用目的が明確な人

フリーローンは1回でまとまった金額を借入れする商品です。また、フリーローンの中には利用目的を問われる商品もあるため、借入れする目的が明確な人に向いています。利用目的を証明する見積書などが必要となる場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

借り過ぎる不安がある人

フリーローンは追加借入れできないため、カードローンでは借り過ぎる心配がある人におすすめです。借入限度額まで繰り返し借入れできるカードローンと違い、何度も借入れできないため、借り過ぎる心配がなくなります。また、既に借り過ぎてしまっている人は、借入れを1本化する目的で、金利の低いフリーローンに借換えるという方法もあります。
どちらの場合も利用する際には返済計画を立て、無理のない範囲で借入れすることが重要です。手元資金に余裕がある場合は、利息の支払いを軽減できる繰上返済も検討しましょう。

(7)フリーローンの審査におけるポイント

フリーローンの審査では、申込人の年収や資産、借入状況などが重視されます。収入に対して過剰な借入れを希望する場合は、審査に影響を与える可能性があります。借入可能額ではなく、無理なく返済できる額を考えて借入れしましょう。

また、継続的な収入を得られているかどうかも大切で、勤務年数が短い、あるいは無収入の状態であると融資を受けられないケースも考えられます。毎月一定の収入があれば、パートやアルバイトの人でも申込みができる商品もあります。

(8)フリーローンを利用する際の注意点と対策

ここではフリーローンを利用する際の注意点と対策について解説します。フリーローンは商品によって内容が異なるため、よく確認してから申込まなければいけません。審査に通らない可能性もあるため、順番に内容をチェックしていきましょう。

追加の借入れができない

フリーローンは、1契約での借入れは1回のみと限定されているため、新たな借入れをする際には再度申込みが必要です。一度借入れをしていても改めて審査があり、借入れするまでには時間がかかります。

とはいえ、カードローンより低金利な傾向にあるので、時間に余裕を持って申込むことをおすすめします。

用途の証明が必要な場合がある

フリーローンは利用用途に制限はありませんが、利用用途を確認される場合があります。事前に契約書や見積書の提示が必要かどうかを確認しておきましょう。利用用途を証明できないものに関しては、用途証明が不要な商品やカードローンを検討してみてもよいかもしれません。

(9)まとめ

フリーローンの特徴やカードローンとの違いについて解説しました。フリーローンの中でも、無担保型・有担保型、変動金利・固定金利などさまざまな商品があります。事前に商品内容をしっかり確認したうえで、自分に合った商品を選んでください。
池田泉州銀行でもフリーローンの申込みが可能です。池田泉州銀行のフリーローンは無担保型で、事業性資金を除き用途は自由、用途を証明する書類の提出も不要です。さらに、固定金利のため、毎月の支払額が一定で、返済計画が立てやすくなります。

池田泉州銀行の口座を持っていない人も申込むことができます。まずは簡単にできる仮審査をお試しください。

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