デビットカードが使えない!
よくある原因と対処法について解説
デビットカードが使えない原因がわからず、困った経験はありませんか?口座に残高がまだあるのに、使えなくなった方もいるかもしれません。デビットカードが突然使えなくなると、支払いができなくなって不便なだけでなく、なんとなく不安になってしまいます。
そこで本記事では、デビットカードが使えない場合によくある原因と、その対処法について余すことなく解説します。デビットカードを使用している、またはこれから使用する予定のある方は、記事を最後まで読んで、デビットカードが使えないときの対処法をしっかり理解しておきましょう。
1. デビットカードが使用できない状況になっている
まずはデビットカードを使用できない状況が起こる原因と対処法を紹介します。自身が同じ状況になっていないかチェックしてみましょう。
口座の残高が足りない
引落しがされる口座の残高が不足していると、デビットカードは使用できません。デビットカードは、支払いをすると登録した銀行口座から即時引落しがされる即時払いのシステムです。口座にある残高以上の支払いはできないため、注意しましょう。
1万円の支払いをデビットカードで行うためには、1万円以上の口座残高が必要になります。デビットカードが使用できない場合は、落ち着いて口座残高を確かめてください。残高不足が原因であれば、追加入金によりデビットカードを使用できます。
設定した利用限度額を超えている
利用限度額を超えていると、デビットカードは使用できなくなります。口座に残高があるのに使えない場合は、設定した利用限度額を超過しているかもしれません。
デビットカードの利用限度額は、基本的に初期設定では50万円程度です。例を挙げると、池田泉州デビットの国内ショッピングの利用限度額は初期設定で50万円、設定可能な上限額は200万円です。
利用限度額は、使用しているデビットカードの会員ページから確認できます。現在の利用限度額を確かめたい方は、カードの専用アプリまたはWebページから確認してみましょう。
カードの有効期限が切れている
デビットカードの有効期限が切れていると、支払いはできません。クレジットカードと同様、デビットカードにも有効期限が設定されています。
基本的には有効期限が近付くと自動更新され、新しいカードが自宅に届きます。その場合は、有効期限の切れた古いカードを誤って持ち歩いているのかもしれません。
また、更新がうまくいかずに有効期限が切れたままのカードを所持している可能性もあります。有効期限が近いデビットカードを所持している方は、更新を伝えるメールが来ていないかチェックしてみましょう。
暗証番号間違いによりロックがかかっている
カードの暗証番号の入力を一定回数間違えると、デビットカードは使用できなくなります。使用にロックがかかるため、再使用には再発行手続きが必要です。
今すぐ再発行手続きをする場合は、カードの会員ページにログインして、手順に従い再発行手続きを進めてください。Webからのお手続きが苦手な方は、カード発行会社に電話する、または窓口に行って相談してください。
ICチップの不良
ICチップの不良が原因でデビットカードが使用できない可能性もあります。ICチップが不良になると、情報を読み取れなくなり支払いができません。主な原因は、カードに強い負荷がかかることです。高熱にさらす、強い力をかけるなどで、不良が起こりやすくなります。
ICチップに不良が起こると、自身で直すのは困難です。カード発行会社に連絡して、再発行手続きをしてもらいましょう。
セキュリティにより利用停止になっている
セキュリティによりデビットカードが利用停止となり、使えなくなっている場合もあります。カード会社が不正利用の可能性があると判断した場合、被害が拡大しないようにカードの利用停止処分を行うためです。
使用しているデビットカードが利用停止になっていた際は、カード会社に連絡を行いましょう。担当者の指示に従い、利用停止の原因となったトラブルの対処をして、カードの利用再開の手続きをしてください。
2. デビットカードによる支払いができない状況である
デビットカードに対応していないサービスにもかかわらず、誤って使用しているパターンも考えられます。ここからは、デビットカードでは支払いできないケースと対処法を紹介していきましょう。
お店がデビットカードに対応していない
対象のお店がデビットカードに対応していないと、支払いはできません。デビットカードは、J-DebitであればJ-Debit加盟店、VISAやJCBなどのブランドデビットであれば対象の国際ブランド加盟店でないと、支払いができないシステムです。
また、以下のようなお店やサービスでは、基本的にデビットカードは使用できません。
- ガソリンスタンド
- 高速道路料金
- 金券類
- 機内販売
- 登録型加盟店
カード番号を一度登録しておけば月々の支払いが自動で行われる登録型加盟店(公共料金やインターネットサービスプロバイダなど)では、デビットカードを利用できません。
使用しているデビットカードの加盟店以外で支払いをする際は、クレジットカードやプリペイドカードなど、別の手段を用意しておきましょう。キャッシュレス決済にこだわりがないのであれば、数千円〜数万円程度の現金を持ち歩いておくといざというときに役立ちます。
デビットカードを使える場所・使えない場所についてさらにくわしく知りたい方は、「デビットカードが使える店は?事例や特徴、使えないケースを紹介」をチェックしてみてください。
一回払い以外の支払い方法を選択している
一回払い以外の支払い方法を選択して、不具合が生じている可能性もあります。デビットカードはクレジットカードとは異なり即時払いのシステムなため、分割払いやリボ払いなどには対応していません。
そのためデビットカードで一回払い以外を選択しても、支払いはできません。デビットカードを使用する際は、必ず一回払いを支払い方法に選択しましょう。
デビットカードの使い方に不安がある方は、「デビットカードの使い方とは?シーン別の使い方や注意点、上手な活用方法を解説」も参考にしてください。
3. お店側の決済処理に問題がある
デビットカードが使用でき、かつ支払いできるお店でも、決済処理に問題があると支払いがうまくいかない場合があります。お店側の決済処理に問題があり、支払いできないケースを見ていきましょう。
ブランドデビットをJ-Debitとして処理しようとした
VISAやJCBなどのブランドデビットをJ-Debitとして処理すると、支払いがうまくいきません。
デビットカードには、キャッシュカードをデビットカードとしても利用できるJ-Debitと、VISAやJCBなどの国際ブランドの加盟店で利用できるブランドデビットの2種類があります。J-Debitとブランドデビットは決済手段が異なるため、ブランドデビットをJ-Debitとして処理するとエラーが出ます。
ブランドデビットを使用する際は「カードで」、J-Debitを使用する際は「J-Debitで」と、お店の方に伝えるのが効果的です。自身が使用しているデビットカードのタイプを正確に伝えて、適切な処理をしてもらいましょう。
4. まとめ
デビットカードが使えない主な原因は、口座の残高不足です。支払い金額に見合う残高が口座に残されているか、一度確認してみましょう。
デビットカードに残高があるのに使えない場合は、「利用限度額を超えている」「有効期限が過ぎている」などの可能性があります。落ち着いて1つずつ、問題がないかチェックしてみてください。
口座残高や利用限度額に問題がないのにデビットカードを使えない場合は、使用するお店に問題があるかもしれません。デビットカードを使用できるお店・サービスなのか、再度確認してみましょう。
池田泉州デビットなら、国内で利用しやすいJCBや、海外で高いシェアを誇るVISAから国際ブランドを選択できます。ショッピング利用金額に応じてポイント付与またはキャッシュバックを受けられる点も魅力です。加盟店舗ではなくデビットカードが使えない、という状況を避けたい方は、利用できるお店の多いカードを発行してみてください。
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