デビットカードが使える店は?
事例や特徴、使えないケースを紹介
デビッドカードは、支払い方法が銀行口座からの即時引落しのみのカードです。クレジットカードのように、分割払いやボーナス払いは利用できません。口座残高の範囲内でしか利用できないため、使いすぎを防止できます。
デビットカードは、コンビニやスーパーをはじめ様々な場所で使えますが、なかには決済できない場所やサービスもあるため注意が必要です。
この記事では、デビットカードが使える店や場所の見分け方、使えないケースなどをご紹介します。
1. デビットカードが使える店・場所は?
デビットカードは様々な支払いに利用できますが、一部利用できない場所やサービスがあるため、「どこで使えるの?」と気になる人もいるのではないでしょうか。
ここでは、デビットカードが使える店や場所について、具体的にみていきましょう。
コンビニ、スーパー等の実店舗
デビットカードは「J-Debit」と「国際ブランド」の2種類があり、加盟店であるコンビニやスーパー、ショッピングセンター、百貨店、飲食店、ホテルなど、多くの実店舗で使えます。
デビットカードを使う時は「デビットカードで」「一回払いで」などと伝え、商品と一緒にカードを提示しましょう。
なお、J-Debitカードを使う時は「J-Debitで」と伝えるとスムーズに決済が可能です。
病院・クリニック等の医療機関
病院やクリニックなどの医療機関にも、デビットカード払いに対応しているところがあります。しかし、全ての支払いに対応しているわけではなく、「自費治療のみ」「〇〇円以上」など、利用条件が限られているケースがあります。
対応の有無や利用条件は医療機関によって異なるため、Webサイトや窓口などで事前に確認しておくと良いでしょう。
公共料金・通信料金
デビットカードは水道代や電気代、ガス代などの公共料金や携帯電話、プロバイダーの利用料の支払いなどにも利用できます。
カード会社によっては支払える公共料金の種類が限られているケースや、対応していないケースもあるため、事前の確認が必要です。
また、コンビニなどで請求書や払込用紙を使って公共料金を支払う際は、基本的に現金払いのみとなっており、デビットカードやクレジットカードは利用できません。
インターネットショッピング
「国際ブランド」のデビットカードはインターネットショッピングで利用できます。J-Debitカードはインターネットショッピングに対応していないため、注意してください。
デビットカードを使用する際は、支払方法で「デビットカード」を選びます。ただし、決済画面に「デビットカード」がない場合は、「クレジットカード」を選択しましょう。クレジットカードの利用時と同様に「名義人・カード番号・有効期限・セキュリティコード」などの必要情報を入力します。
なお、デビットカードの支払い方法は「一回払い」のみです。クレジットカードとは異なり、分割払いやボーナス払いはできないため注意しましょう。
2. デビットカードが使える店の見分け方
デビットカードを利用する際、店でマークの有無を確認してください。VISAやJCBなどの国際ブランドのデビットカードとJ-Debitカードでは、それぞれマークが異なります。詳しくみていきましょう。
国際ブランド/J-Debitのマークがある
国際ブランドカード、J-Debitカードは、それぞれのマークが表示されている加盟店で利用できます。
一般的に、マークはレジの周りに表示されていることが多いですが、支払い方法をWebサイトで公開している店舗は珍しくありません。事前に知りたい場合は、Webサイト上で決済方法を確認してみても良いでしょう。
なお、J-Debitの公式サイトでは、主要加盟店一覧が検索できます。ただし、加盟している全ての店舗が明示されているわけではありません。最終的には利用したい店舗で確認すると良いでしょう。
国際ブランドとJ-Debitの違いなど、よりデビットカードについてくわしく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:「キャッシュレス時代にデビットカードはいかが?クレジットカードとの違いや使い方をわかりやすく解説」
3. デビットカードが使える店に多い特徴
デビットカードが使える店には2つの特徴があります。「あの店ではデビットカードが使えるのかな?」と気になった際は、参考にしてみましょう。
1. 現金払い以外にも対応している
「現金払いのみ」の店ではデビットカードは利用できません。一方、現金払い以外にも対応し、幅広い決済方法を導入している店舗であれば、デビットカードを使えることが多い傾向にあります。
2. セルフレジでの支払いシステムがある
セルフレジでの支払いを取り入れている店では、多くの場合、デビットカードをはじめとした多様な決済方法に対応しています。特に、「国際ブランド」のデビットカードの場合、「VISA」「JCB」など、該当する国際ブランドのクレジットカードが利用できる店舗では基本的に利用可能です。
4. デビットカードが使えないケース
ここでは、一般的にデビットカードが使えないことが多いケースについてみていきましょう。
金券類
商品券・プリペイドカードといった金券類や印紙は基本的にクレジットカードやデビットカードで購入できません。金券類の購入には、現金が必要になります。
また、コンビニで切手やはがきを購入する際も、デビットカードは利用できません。但し、郵便局ではデビットカードでの支払いが可能です。支払方法に応じて購入場所を選ぶと良いでしょう。
機内販売
機内販売では、多くの場合デビットカードが利用できません。これは、デビットカードの即時引落し決済のみという特徴が影響しています。機内で決済を行う際は、決済時に口座残高の確認ができないケースが多く、トラブルを招くことがあるためです。
機内販売を利用する際は現金やクレジットカードなど、デビットカード以外の決済方法を用意しておきましょう。
ガソリンスタンド
多くの場合、ガソリンスタンドではデビットカードが利用できません。ただし、デビットカードの中には、「普通預金残高が〇円以上あれば利用できる」などと利用条件付きで使えるものもあります。一定期間内の利用頻度を制限しているカードもあります。事前に残高や利用頻度などの条件をよく確認しておくことが大切です。
なお、ガソリンスタンドでデビットカードを利用した場合、即時引落しには対応できないため注意が必要です。カード会社によって異なりますが、ガソリンスタンドでカードを利用した日から実際に口座のお金が引落される日まで1〜2週間、カード会社によってはそれ以上の時間を要します。引落としまでにある程度時間がかかる点を把握しておきましょう。
高速道路料金の支払い
デビットカードは即時引落しが原則です。ETCカード決済は後日料金を引落す仕組みになっているため、多くの場合高速道路料金の支払いにデビットカードは利用できません。
なかには高速道路料金が支払えるデビットカードもありますが、この場合も即時引落しとはならないため注意が必要です。高速道路でデビットカードを利用した3〜4週間後に口座から引落しとなります。
5. まとめ
デビットカードは加盟店であるコンビニ、スーパー、百貨店をはじめ多くの場所で利用できる使い勝手の良いカードです。
支払い方法は即時引落しのみなので、現金と同じ感覚で利用できます。銀行口座残高までしか使えないため、クレジットカードのように使いすぎる心配がありません。
池田泉州銀行では池田泉州デビット(JCB)と池田泉州デビット(VISA)の、2種類の国際ブランドのデビットカードをご用意しています。
国際ブランドのデビットカードは、J-Debitカードと比べて利用できる店舗が多いため使い勝手が良いのが特徴です。また、インターネットショッピングでも利用できます。池田泉州銀行のデビットカードを利用すると、支払いに応じてポイントやキャッシュバックが貯まります。
カード情報の詳細について、くわしくは池田泉州銀行のホームページをご覧ください。
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