デビットカードは支払いの都度、口座からお金が引落されるカードです。口座残高以上の買い物ができないため、使いすぎ防止に役立ちます。
キャッシュレス決済が増えている今、デビットカードの発行を検討している人もいるでしょう。ここでは、デビットカードの作り方の手順や申込み条件についてわかりやすく紹介します。
1. デビットカードの作り方
デビットカードは後払い機能がないため、クレジットカードのような審査がありません。条件を満たせば利用できるデビットカードの発行を検討している人もいるでしょう。
デビットカードを作る流れは次のとおりです。
- デビットカードの種類を選ぶ
- 申込み方法を決める
- 必要書類の提出
- カードの受取り
くわしく紹介します。
1. デビットカードの種類を選ぶ
デビットカードにはJ-Debitとブランドデビット（国際ブランド付き）の2種類があります。それぞれのカードの特徴を知り、どちらを持つか決めましょう。
| カード | 内容 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| J-Debit | 銀行のキャッシュカードをそのまま利用する |
|
| ブランド デビット （国際ブランド付き） |
JCBやVISA等の国際ブランドが付いたもの |
|
J-Debitを利用したい場合は、お手持ちの銀行のキャッシュカードをそのままJ-Debitカードとしてご利用ください。ただし、一部の銀行では利用できない場合もあります。
また、J-Debitカードはネットショッピングや海外では利用できません。幅広いシーンで利用したい場合は、ブランドデビットを選びましょう。
デビットカードの使い方やメリット・デメリットについてくわしく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
関連記事：キャッシュレス時代にデビットカードはいかが？クレジットカードとの違いや使い方をわかりやすく解説
2. 申込み方法を選ぶ
ブランドデビットは申込みが必要です。主な申込み方法には次の2つがあります。特徴を把握し、自分に適したものを選びましょう。
インターネット
インターネットを通じて、オンラインで申込み手続きを行います。
24時間いつでも、好きな時間に好きな場所から申込める点がメリットです。郵送と比べてスピーディーな処理が可能です。
窓口
銀行の窓口でカードの申込み手続きを行います。
細かい疑問や不安がある場合、対面で相談しながら手続きがおこなえる点がメリットです。書類の不備等がある場合も、即座に確認・対応してもらえます。郵送と比較してスムーズな処理が可能です。
3. 必要書類を提出する
申込みのためにはいくつかの書類が必要です。
本人確認書類
本人確認書類として、次のような身分証明書が必要になります。なお、必要な本人確認書類は、申込み方法により異なります。
- 運転免許証
- 健康保険証
- 住民票
- 印鑑証明書
- 年金手帳
- 住民基本台帳カード（写真付き） 等
銀行口座と同じ住居表示が必要です。
通帳またはキャッシュカード
デビットカードと紐づけるための普通預金口座が必要です。デビットカードを登録する普通預金口座の通帳、またはキャッシュカードを用意しましょう。
印鑑
銀行届出印が必要です。銀行届出印と異なる印鑑ではデビットカードを発行できないケースがあるため注意しましょう。
4. カードを受取る
郵便事情にもよりますが、カードは申込み後およそ1週間〜10日程度で手元に届きます。
デビットカードは重要な郵送物のため、転送不要の「簡易書留郵便」となるケースが多いです。
デビットカードは手元に届き次第すぐ利用できます。利用前に以下の2点を確認しておきましょう。
届いたカードを確認する
カードが届いたら、名前や有効期限等、カードの記載内容に間違いがないことを確認しましょう。
裏面に署名をする
ブランドデビットは、裏面に署名が必要です。署名がなければ基本的に利用できません。油性のサインペンやボールペン等ではっきりサインしましょう。
署名がないと不正利用の補償を受けられないケースがあるため注意が必要です。カードの不正利用については、事前の対策が欠かせません。不正利用をはじめとしたデビットカードのリスク対策について、くわしくはこちらの記事をご覧ください。
関連記事：デビットカードの危険性とは？不正利用の手口や被害を防ぐ対策について解説
2. デビットカードの申込み条件
デビットカードにはクレジットカードのような審査はありません。しかし、一定の申込み条件を満たさなければ発行できないため注意が必要です。
口座の有無
デビットカードの発行には、普通預金口座が欠かせません。普通預金口座がない場合は、デビットカードを作るための口座開設が必要です。
多くの場合、個人事業主の「屋号つき口座」ではデビットカードは作成できません。個人事業主でデビットカードを発行する場合は、屋号のない普通預金口座を開設しましょう。
年齢
一般的に、デビットカードが申込める年齢は15歳以上です。
クレジットカードが申込める年齢は18歳以上（高校生は除く）となっています。高校生でカード決済を行いたい場合は、デビットカードを検討してみましょう。
居住国
多くの場合、デビットカードが作れるのは日本国内に居住している方に限られています。また、海外赴任等で1年以上海外に滞在する「非居住者」になった場合、銀行口座の解約が求められるケースも少なくありません。銀行口座を解約すると紐づいているデビットカードも使えなくなります。
ただし、海外転居前に発行したデビットカードであれば渡航後も現地で使える場合があります。
3. デビットカードなら池田泉州デビット
デビットカードを作るなら「池田泉州デビット」はいかがでしょうか。池田泉州デビットには、「JCB」と「VISA」の2種類があり、それぞれの国際ブランドの加盟店で利用できます。
コンビニやレストラン、普段の買い物だけでなくネットショッピングにも利用できる便利なカードです。また、海外ATMでの現地通貨引出しにも対応しているため、海外旅行や留学の際に利用できます。
ポイントサービスやキャッシュバックサービスが付いているため、現金を使うよりも日々の買い物がお得になります。
便利でお得な池田泉州デビットの利用をご検討ください。
4. まとめ
デビットカードは、口座残高から引落しを行うカードです。支払い方法は即時一括払いのみとなっています。デビットカードを発行するには普通預金口座が必要です。
申込み方法として、インターネット・窓口があります。時間を気にせずに申込み、スピーディーな発行を希望する場合はインターネットが便利です。直接対話しながら申込み手続きを行いたい場合は、窓口を利用しましょう。
池田泉州デビットは「JCB」と「VISA」から選べるブランドデビット（国際ブランド付きデビットカード）です。普段の買い物だけでなく、インターネットショッピングや海外ATMでも利用できます。
池田泉州デビットカードについてさらにくわしく知りたい方は、池田泉州銀行のホームページをご覧ください。
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