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【大学】学部によって、こんなに違う!?
学部別に学費の目安をご紹介。

大学を志望する際、学部を選択することになります。もっと深く学びたい分野や、将来なりたい職業などに応じて、本人に合った学部を選ぶことが大切です。
大学の学費は国立・公立・私立によって差がありますが、それぞれの学部でも差が出てきます。そこで、ここでは学部別の学費の目安を紹介します。入学金と授業料などを合算した初年度納入金を学部ごとに比較してみましょう。

(1)国立大学の学部別学費の目安

国立大学の入学金および授業料は、学部に関わらず、文部科学省が標準額を定めており、各大学は標準額の上限20%以内で設定しなければならない決まりがあります。
現在の標準額は、学部を問わず、入学金が282,000円、授業料が535,800円で、ほとんどの国立大学がこの標準額で設定しています。そのため、国立大学のほとんどの学部がこの金額です。
また、後述する私立大学の場合、初年度納入金には入学金と授業料のほかに施設設備費などが必要になりますが、国立大学の場合はほとんど授業料に含まれるため、初年度納入金は817,800円が目安となります。

このほか、国立大学の学費としては、教科書代、実習費、ゼミ代などが必要になりますが、これらは大学や学部によってまちまちであるため、必要であれば、各大学に問い合わせてみてください。

(2)公立大学の学部別学費の目安

2021年度の公立大学の学部別の初年度納入金は表@の通りです。公立大学の入学金および授業料は国立大学とほぼ同程度に設定されており、学部間の差も一部を除いてそれほどではありません。
ただし、公立大学の場合、地元自治体の税金が使われていることから、地元から進学する「地域内」の学生に較べ、他地域から進学する「地域外」の学生の学費が高く設定されており、特に入学金は10万円〜30万円の差があります。
また、学部間で差があるのは、表@には個々の金額は記されていませんが、入学金や授業料に加えて必要となる「実習費等のその他の費用」です。実習費等の費用は、一般的な学部では5万円〜7万円程度なのに対し、医学部は約15万円、歯学部は約11万円がかかるため、そのぶん、初年度納入金も高くなっています。

【表@:公立大学の学部別学費平均額(2021年度)】

地域内 地域外
学部系統 入学金 授業料 初年度
納入金
入学金 授業料 初年度
納入金
文学部 211,415円 522,365円 781,299円 343,078円 520,872円 916,231円
外国語学部 196,250円 505,200円 771,808円 344,335円 503,400円 921,958円
人文・教養・
人間科学部
215,323円 531,930円 804,818円 359,886円 531,654円 953,776円
教育・
教員養成系学部
224,867円 537,378円 797,139円 365,750円 537,575円 941,999円
法学部 192,293円 533,657円 788,638円 350,369円 533,492円 948,810円
経済・経営・
商学部
213,962円 541,097円 814,791円 371,463円 541,400円 974,628円
社会・
社会福祉学部
213,544円 539,272円 805,913円 364,778円 539,459円 957,161円
国際関係学部 221,536円 543,779円 835,463円 372,511円 544,074円 991,011円
理学部 224,326円 535,733円 809,786円 361,912円 535,728円 951,558円
工学部 221,246円 533,873円 807,288円 358,079円 533,721円 946,912円
農・獣医畜産・
水産学部
241,836円 535,800円 820,545円 382,218円 535,800円 960,926円
医学部 250,625円 540,450円 945,031円 555,571円 541,114円 1,251,207円
歯学部 282,000円 535,800円 825,600円 520,000円 535,800円 1,063,600円
薬学部 207,286円 535,800円 849,814円 392,457円 535,800円 1,034,986円
看護・医療・
栄養学部
225,725円 537,078円 832,917円 386,985円 537,194円 991,100円
家政・
生活科学部
208,333円 537,275円 820,991円 383,026円 537,339円 993,242円
体育・
健康科学部
206,167円 564,200円 785,253円 355,933円 564,200円 935,020円
芸術学部 232,542円 537,017円 831,517円 390,009円 537,127円 988,849円

(3)私立大学の学部別学費の目安

学部系統別の学費の目安

大学の学部を選択する際、まずは「文科系」「理科系」「医歯系」といった系統から決めることも多いのではないでしょうか。
表Aは私立大学の学部系統の学費の目安です。これを見ると、圧倒的に「医歯系」が高いことがわかります。

【表A:私立大学の学部系統別初年度納付金】

入学料 授業料 施設設備費 初年度納入金
文科系学部 225,651円 815,069円 148,272円 1,188,991円
理科系学部 251,029円 1,136,074円 179,159円 1,566,262円
医歯系学部 1,076,278円 2,882,894円 931,367円 4,890,539円
その他学部 254,836円 969,074円 235,702円 1,459,612円

学部別の学費の目安

表Bは、私立大学の学部別の初年度納入金の目安です。
これを見ても、やはり医学部と歯学部の高さが目につきます。しかも、この2つの学部は基本的に6年制であるため、6年間のトータルで考えると、学費は2,000万円を超えることになります。
そのほか、主な学部の学費を4年間のトータルで見ると、文学部は約450万円、工学部は約580万円、芸術学部は約640万円となります。それぞれの専攻によって、それなりに学費の差が出てくることから、トータルの学費も学部を選択する上でひとつの要素になるかもしれません。

【表B:私立大学の学部別初年度納入金(2021年度)】

学部 入学料 授業料 施設
設備費
実験
実習料
その他 合計
文科系 文・教育 225,770円 821,813円 155,794円 11,103円 89,774円 1,304,254円
神・仏教 221,067円 770,742円 154,743円 2,134円 58,027円 1,206,712円
社会福祉 216,339円 782,154円 170,198円 7,206円 77,160円 1,253,057円
法・商・経 226,215円 812,758円 141,447円 6,461円 64,726円 1,251,607円
理科系 理・工 238,432円 1,111,240円 154,990円 57,433円 65,279円 1,627,375円
334,717円 1,427,708円 311,125円 30,766円 74,125円 2,178,441円
農・獣医 251,393円 1,008,511円 208,826円 115,766円 34,206円 1,618,701円
医歯系 1,340,379円 2,670,071円 1,097,202円 311,091円 1,629,439円 7,048,182円
599,454円 3,267,136円 631,960円 604円 986,055円 5,485,210円
その他 家政 240,706円 828,378円 186,041円 46,776円 107,771円 1,409,673円
芸術 242,414円 1,130,319円 273,410円 40,273円 104,576円 1,790,991円
体育 250,277円 839,357円 210,443円 43,708円 97,503円 1,441,287円
保健 266,006円 993,583円 246,452円 114,532円 83,167円 1,703,740円

(4)その他、在学中に必要となる学費以外の費用

大学在学中に必要な費用は、学費だけではありません。
まず大学を受験するには受験料がかかります。国公立大学の二次試験の検定料は1出願あたり約1万7,000円、私立大学は1出願あたり約1万円〜約3万5,000円です。数多くの大学・学部を受験すると、受験料だけでも相当の金額になります。

無事に合格すると、これまで紹介してきた入学金、授業料、施設設備費、実習費等に加えて、たとえば、授業に必要な教科書(参考書)代、ゼミ代、通学に必要な交通費、場合によってはパソコンやタブレットの購入費も必要になります。
また、実家を離れて遠方の大学に通う場合は、家賃や生活費なども必要になり、毎月相当の出費となります。

私立大学の医師系学部は別格だとしても、国公立大学で年間50万円以上、私立大学で年間80万円以上の費用が必要になります。そのため、多くの学生が奨学金制度などを利用して学費を工面しています。
もしそれでも足りない場合や、奨学金が支払われる前に必要となる入学金等については、民間の教育ローンを活用してみてはいかがでしょうか。

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