デビットカードは、支払いと同時に銀行口座から代金が引落されるカードです。現金を持ち歩かなくてもカードで支払いができるため大変便利ですが、クレジットカードのように審査があるのか気になっている方も多いでしょう。
今回は、デビットカードの審査の有無や、デビットカードを作れないケースを解説します。本記事を参考にして、様々なシーンで便利に使用できるデビットカードを手に入れましょう。
1. デビットカードに審査はある？
デビットカードに審査はあるのか、デビットカードの基本情報を交えて解説します。デビットカードを発行しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
そもそもデビットカードとは？
デビットカードには、キャッシュカードをデビットカードとして使用できる「J-Debit」と、VISAやJCB等の国際ブランドと提携している「ブランドデビット（国際ブランド付き）」の2種類があります。J-DebitはJ-Debit加盟店、ブランドデビットは提携している国際ブランドの加盟店で使用可能です。
デビットカードのメリット・デメリットを以下の表にまとめました。
| メリット |
|
|---|---|
| デメリット |
|
デビットカードは即時引落しがされる仕組みのため、クレジットカードのように使いすぎる心配がありません。また、15歳以上であれば申込める場合が多く、クレジットカードよりも若い年齢から発行できます。たとえば、池田泉州デビットであれば、15歳以上から申込みが可能です。
ただし、クレジットカードと異なり、支払方法を分割払いやリボ払い等には変更できません。
デビットカードの特徴についてよりくわしく知りたい場合は、「デビットカードとは？クレジットカードとの違いやメリット・デメリットまで徹底解説」をチェックしてみましょう。
基本的にデビットカードは審査なし
デビットカードの多くは、発行にあたって基本的に審査はありません。即時引落しがされる仕組みを採用しているデビットカードは、クレジットカードと異なり与信審査がないためです。
与信審査とは、サービスの申込者に支払い能力があるか調査する審査のことで、クレジットカードや後払いアプリ等でおこなわれます。
デビットカードは口座にある残高以上の利用はできないものの、与信審査がない分、クレジットカードよりも発行しやすいメリットがあります。審査がなくスピーディーに発行できるキャッシュレス決済カードを求めている方は、デビットカードがおすすめです。
デビットカード発行の手順を知りたい方は「デビットカードの作り方は？作り方の手順や申込み条件をご紹介」を確認してみましょう。
審査のあるデビットカードも存在する
基本的にデビットカードに審査はありませんが、一部には審査が発生するデビットカードもあります。たとえば、立替え払い機能が備わったデビットカードには審査が必要です。
立替え払い機能とは、システムメンテナンスや、支払い時に引落しでタイムラグが発生した際に、銀行が一時的に支払いを立替える機能です。クレジットカードの支払方法とほぼ変わらない状況になるため、金融機関はリスクを避けるためにカードの申込者の支払い能力をチェックしなければなりません。
自身の収入や信用情報に不安がある場合は、審査のあるデビットカードは避け、審査がないデビットカードを選択しましょう。
2. デビットカードが作れないケース
ここからは、デビットカードを作れない主な理由と対処法を3点紹介します。デビットカードを作れないケースを把握しておき、スムーズにデビットカードを発行しましょう。
1. 審査のあるデビットカードに申込み、審査に落ちた
審査ありのデビットカードに申込んで審査に落ちた場合は、デビットカードを作成できません。審査に落ちる主な原因は、返済能力が低いとみなされることです。
収入が低い、または安定していない場合は、返済能力が低いと判断されて審査に通過する可能性が低くなります。学生や主婦の方、個人事業主の方は、返済能力が低いと判断されやすいでしょう。
デビットカードの審査に不安のある方は、自身の返済能力を高めてから申込むか、審査のない種類に申込みましょう。
2. 銀行口座が開設できない、または凍結されている
銀行口座になんらかのトラブルがあり口座開設できない、または凍結されている状態では、デビットカードを発行できません。銀行口座の開設ができない、凍結されている原因を以下にまとめました。
- 申込者が本人ではない可能性がある
- ブラックリストに掲載されている
- 闇金業者から融資を受けている
- 銀行口座を犯罪に利用されている
本人確認の際に本人ではない可能性があると判断された場合や、銀行のブラックリストに載っている場合は、口座開設できない可能性があります。すでに口座開設していても、口座が犯罪や違法な取引に使用されている場合は、口座を凍結される可能性もあるでしょう。
審査がないデビットカードへ申込む場合でも、口座開設時の情報に間違いはないか、怪しい取引に口座を使用していないかを確認しておきましょう。
3. デビットカードの申込条件を満たしていない
そもそもデビットカードの申込条件を満たしていないと、カードは発行できません。たとえば申込時の書類提出に不備があると、デビットカードを発行できない可能性があります。
デビットカードの申込手続きでは、一般的に以下のような本人確認書類が必要です。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 健康保険証
- パスポート
- 住民票
また、海外在住の方は、申込条件を満たしていない場合があります。
海外でのデビットカード利用は納税義務の回避や資金流出の危険があることから、申込みできるのは日本在住の方に限る銀行が多いためです。
デビットカードに申込む際は、申込条件をすべて満たしているか事前に確認しておきましょう。
3. まとめ
デビットカードは、基本的に審査なしでも発行できます。ただし、立替え機能がついたデビットカードは審査が必要になるケースもあります。申込む予定のカードに審査があるかどうかは、あらかじめチェックしておきましょう。
クレジットカードと比較すると、デビットカードは使いすぎを防げる、高校生でも持てる等の独自のメリットがあります。たとえば池田泉州デビットは、15歳以上で日本在住の方であれば申込み可能です。さらに利用金額に応じてポイント付与、またはキャッシュバックも受けられます。
クレジットカードを所持しにくい方、後払いを避けたい方は、池田泉州デビットを発行して現金よりもスピーディーに決済をしましょう。
注目カテゴリワード
気になるカテゴリワードから
知りたい情報をみつけよう
