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FIRE実現を目指すには?
メリット・デメリットや達成までの準備を解説

新しい生活様式でもある「FIRE」。
経済的な安定を確保しながら、自由に生きるにはどのような準備が必要なのでしょうか。
こちらの記事では、FIRE実現を目指す方へ向けて、メリット・デメリット、達成後の注意点についても解説していきます。

(1)FIREとは

近年でも耳にすることが多くなった「FIRE」。「Financial Independence, Retire Early」の頭文字をとってFIRE、経済的な安定を確立し、早期リタイアを実現する取り組みを表しています。

FIREは欧米を中心に世界的にも主流になりつつある新しい生活スタイルでもあり、日本では新型コロナウィルスの流行にともなう働き方や考え方の変化により、若い世代でも関心が高まっています。

こういったムーブメントは40〜50代前半を中心に多くみられますが、30代で実現している人も現れていることから、新しい生活スタイルとして普及していく可能性があります。仕事をしないで貯蓄や退職金・年金などで生活していく「早期リタイア」に対し、投資などによる不労所得によって生活するスタイルがFIREです。それまでの資産を崩すことなく引退後の生活ができるのも魅力の1つです。

(2)FIREのメリット・デメリット

FIREにもメリット・デメリットが存在します。どのようなものが挙げられるか確認しておきましょう。

メリット

FIREのメリットとしては、以下の3つが挙げられます。

  • 「働く」「働かない」を選択できる
    仕事から解放されるため、自分がやりたいことに時間を費やすことが可能となります。もし、ご自身が仕事を生きがいの1つとして捉えている場合は、仕事を継続することも可能です。週に1〜2日だけ働くなど仕事量を調整することも可能ですし、新たなことに挑戦することもできます。
  • 住む場所を選ばない
    リモートワークも定着しつつありますが、仕事のために住む場所を制限しなければならないのが現状です。FIRE実現後は仕事のために住む場所を選ぶ必要がありません。「利便性を考慮して都会で暮らす」「自然豊かな土地へ移り住む」「日本を離れて憧れであった海外で生活する」といったことも可能です。
  • 節約が習慣になる
    FIREを実現させるためには一定の資産を貯蓄する必要があるため、節約する生活が習慣化します。また、FIRE達成後も限られた生活費で暮らし続けることになるため、必ずしも贅沢に暮らせるわけではありません。このような生活様式が過度のストレスとならないためにも、ご自身が加入している保険や毎月支払う電気代などの見直しを行い、お得なプランに変更してみるとよいでしょう。

デメリット

FIREのデメリットとしては、以下の3つが挙げられます。

  • FIRE実現後に破綻するリスクがある
    ハイパーインフレが起きてしまったり、病気や事故といった予期せぬ出来事、出産やお子さまの進学・ご家族の介護といったライフイベント、消費税率や保険料の増額、金利の変動といった急な支出に備え、余剰資金を確保しておくと安心です。また、資金面だけではなく精神面でもFIREが破綻する場合があります。仕事から解放される反面、社会や人との関係も希薄となることがあり、目的意識をもって実行していない場合は、その孤独感から精神的に追い詰められてしまうこともあります。「仕事がしたくないからFIREを目指す」といった思考の方は特に注意しましょう。
  • 年4%の不労所得は困難である
    生活費を投資元本の4%以内に抑えることで、資産を減らすことなく生活できる、というアメリカ発祥の理論があります。この4%をキープすることが難しく、特に投資には絶対に安心、という考え方は通用しません。また4%は過去データより導かれたものであるため、将来的にどのように変化するか予測ができません。4%を切ってしまった場合に備え、資産の切り崩しや仕事で新たな収入を得る必要性が出てくる点も把握しておきましょう。
  • キャリア形成ができない
    FIREによって完全に仕事から離れてしまった場合、それまでのキャリアが終了してしまい積み重ねていくことができなくなります。FIREが順調であれば問題ありませんが、破綻した場合は再就職も考える必要があるため、仕事から離れていたことはマイナス要素となるでしょう。FIRE後も何かしら仕事をしながら生活する選択肢も検討しておきましょう。

(3)FIREを目指す方法

FIREを目指すにはFIRE後に必要な年間生活費を算出したり、年間生活費を賄うために必要な資産額を算出したりする必要があります。そのためにもFIREを目指すためにどんな取り組みをすればよいのかいくつかご紹介します。

節約(固定費の見直しなど)

まずは、ご自身が何にお金をかけているか把握しましょう。
食費や家賃・光熱費・通信費・娯楽費など銀行やクレジットカードの明細を見直すことで出費を確認することができます。

現在では様々なサービスにお得で格安なプランが用意されていることがあります。手間はかかりますが将来的には損をしない選択が、お金を賢く節約する第一歩となります。

収入を上げる

現在働いている環境よりも良い条件、良い給料の職場を選び、少しでも早くFIREを達成を目指しましょう。
ご自身のこれまでの学歴やキャリアに対し、好条件を提示してくれる企業があれば転職するのもよいでしょう。ゴールはFIREのためであり、現在の環境や人間関係に固執することは目的達成の遠回りとなってしまう可能性があります。

また、時間と余力がある方は副業にチャレンジしてみるのもよいでしょう。

投資・資産運用をする

節約で得たお金を投資することで、資産の形成が効率よく進められます。
個人型確定拠出年金iDeCo、非課税で運用できるつみたてNISA、特定の指標と連動するように運用される投資信託「インデックスファンド」などを活用して資産形成を行うのもよいでしょう。

(4)まとめ

FIREはストレスの多い社会から解放され自由な生き方を選択できる、経済的で自由なアイデアの1つです。若くしてFIREを達成することも魅力的ですが、FIRE後の残された時間をどう過ごすか、といったご自身の生活もしっかりと形成しておく必要があります。

働くことが社会の一部であると捉えている方は、無理に全ての仕事を辞める必要はありません。時間があるときは仕事をし、得た収入は自分に対し存分に贅沢をしてみる、そんな暮らし方もよいでしょう。

FIREはあくまでライフスタイルの1つです。ご自身に合った生活や資産の運用を考え、理想とするゴールを迎えましょう。資産運用や投資をご検討中の方はこちらの一覧にある各ページも参考にしてみてください。

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